写真界の巨匠・篠山紀信が原美術館全体を使ってヌード写真のみの展示を行うユニークな個展「快楽の館」が9月3日にオープン。
1938年完成の邸宅が基になった品川の原美術館にて行われている本個展では、すべて館内で撮影された33名のヌード写真計77点を展示。
通常は公開されない屋上や落葉が舞う庭、階段などで様々なポーズの被写体にシャッターを向け、快楽の館の世界観を表現。
美術館は作品の死体置き場、
死臭充満する館に日々裸の美女が集う。美女たちの乱舞、徘徊、錯乱、歓喜、狂乱、耽溺……
あらゆる快楽がこの館でくりひろげられる。幻蝶が舞う夢と陶酔の館。
この祝祭は初秋の夜にはじまり、歳明け、厳冬の朝に散る。たった4ヶ月余の一度だけの狂宴。
お見逃し無く。
2016年 篠山紀信
来年1月までの計4か月限定の特別展示となり、大人はもちろん、大高生も入場可能です。本展示会に合わせ、「快楽の館」の写真集も講談社より発行されるとのこと。
篠山紀信「快楽の館」2016年 ⓒKishin Shinoyama 2016
篠山紀信展 快楽の館
期間:2016年9月3日[土]- 2017年1月9日[月・祝]
会場:原美術館
〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
時間:11:00 am – 5:00 pm(祝日11月23日をのぞく水曜は8:00 pmまで/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日にあたる9月19日、10月10日、1月9日は開館)、9月20日、10月11日、年末年始(12月26日-1月4日)
入館料:一般1,100円、大高生700円/原美術館メンバーは無料/20名以上の団体は1人100円引
アクセス:「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分/京急線「北品川駅」より徒歩8分