世界に名だたる美術館のひとつとして有名なフランス・パリのルーブル美術館。実は2016年中に中東のアブダビで国外初進出となる美術館「LOUVRE ABU DHABI(ルーブル・アブダビ)」がオープンします。
設計はフランス人の建築家ジャン・ヌーヴェル氏。東京にある電通本社ビルも設計した日本にもゆかりのあるお方。
アラブ首長国連邦と言えばドバイが有名ですが、お隣アブダビも観光地として世界から人を招き入れるべく、近年高級リゾートを中心に新しい施設をどんどこ建設中。
↓「フェラーリ・ワールド・アブダビ」は世界最大級のテーマパーク。200km以上のスピードが出るジェットコースターが人気だそう。
ルーブル・アブダビは白を基調とし、モスクを意識した作りでしょうか。
差し込む光やアラビア海を望むロケーションが非常に美しそうです。
▼アブダビ沖の「芸術と文化の島」構想。右下がルーブル・アブダビ。
現在アブダビではサディヤット島を世界に誇るアートの島にするべく、ルーブルの他にグッゲンハイム・アブダビ、日本人建築家安藤忠雄氏によるアブダビ海洋博物館、ザハ・ハディド氏監修のアートセンターなどを2016年から2017年にかけて続々オープン予定。
ルーブル・アブダビの展示物は本国フランスのルーブル美術館のほか、オルセー美術館、ポンピドゥー・センター、ヴェルサイユ宮殿、ギメ美術館、ケ・ブランラリー美術館、フランス国立図書館、ロダン美術館などからのレンタルが基本だそう。
中東観光の新しい名所になりそうなアブダビ、注目です。