ほぼほぼ事前のリーク通りとなった新型「iPhone7」、その発売日や新機能、スペックなど、Appleが発表したすべてをまとめました。
盛りだくさんのアップデートで買い替えの価値も大いにあると言えるかも知れません。
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9月9日予約注文開始、9月16日発売
Appleでの予約受付開始は9月9日からとなります。ソフトバンク、au、ドコモなど各キャリアからもそれぞれのタイミングで予約受付時間のアナウンスがあるはずです。
2色の「黒」が新しいカラーとして加わり、スペースグレーは廃止
「スペースグレイ」のカラーは廃止となり、新たに「ジェットブラック」、「マットブラック」の2色が追加。これに「ゴールド」、「ローズゴールド」、「シルバー」を加えて全5色で展開されます。iPhone7とともにサイズの大きい「iPhone7 Plus」も発売されます。
なお、サイズ・デザインはほとんど変わらず、少しだけ軽量化しているそう。
日本向けのタッチID機能が追加
日本規格のNFC対応が決定し、国内でApple Payがスタートします。JCBやマスターカードなどのクレジットカードを登録でき、iPhone上でチャージすることでSuicaが使えるほか、ガソリンスタンドや家電量販店、主要コンビニ各社、一部のタクシー会社などでスマートフォン1つで簡単に決済が可能となります。
イヤフォンジャック廃止
とうとうiPhoneからイヤフォンジャックが廃止されました。本体にはLightningに差し込む形の新しいイヤフォンが同梱し、これまで使っていたイヤフォン、ヘッドフォンをLightning経由で差し込むためのコネクターも同梱されます。
端子が1つ減ったことでスピーカーがLightning左右に配置され、ステレオ再生が可能になりました。つまり「音量も倍」。
10月にはワイヤレスでiPhoneと繋げるイヤフォン「AirPods」が発売されます。デザイン的にポロッと耳から落ちてしまわないか心配。
「AirPods」はマイクも内蔵されているのでSiriに話しかけて端末に指令を出すことも出来ます。
塵も水も入らない、「防水・防塵」仕様に
『防水型IP67』という保護等級を備えるようになり、粉塵が内部に侵入せず、だいたい水深1mで30分沈んだままでも浸水しないようになりました。トイレや少し大きめの水たまりなら落としても問題なく使えるということですね。
同時にホームボタンも変更になり、安定性向上と感圧タッチに対応しているとのこと。
カメラ性能が進化。光学手ぶれ補正も搭載
カメラ性能は今回大幅に進化しました。光学手ぶれ補正が搭載され、F1.8レンズ、4つのフラッシュが搭載されることでより実物に近い色合いの写真を撮ることが出来るようになり、前面カメラも最新モデルの500万画素から700万画素に強化。
「iPhone7 Plus」はデュアルレンズを搭載したことにより2倍の光学ズーム、10倍のデジタルズームが可能になり、拡大しても美しい画像のままに。更に「ボケ」を使った写真が撮りやすくなり、「ポートレートモード」で背景をぼかし、人物の顔を引き立たせるような写真も可能に。
さらにディスプレイ自体もこれまでより25%明るく、広色域を表現可能になっているとのこと。
バッテリー駆動時間は最長2時間伸び、iPhone 6より2倍高速化
新たに搭載される「A10 Fusionチップ」により、処理スピードはiPhone 6の倍、6sより40%増加しているそう。LTE環境でのウェブブラウジングは6sより最長で2時間伸びているようです。
仕様・価格まとめ
価格:iPhone 7(4.7インチディスプレイ) ¥72,800 (税別)~
iPhone 7 Plus(5.5インチディスプレイ) ¥85,800 (税別)~
容量:32GB、128GB、256GBの3種類(ただし、ジェットブラックは128GBと256GBのモデルのみ)
同梱物:本体、ライトニングコネクタ接続型イヤフォン、USBケーブル、USB変換アダプタ、3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
かなりのパワーアップと言えるiPhone7、予約受付は9月9日午後4時1分からです。