日本が世界に誇る(?)奇祭の数々
ゾンビランやバブルラン、カラーランなど、ランニングイベントを中心に最近ブームの「ちょっと変わったイベント&お祭り」。
新鮮で楽しい光景は、変わらぬ日常にちょっと刺激を与えてくれますね。
本記事ではそういった最近のイベントではなく、日本で古来から行われている「変なお祭り」を大特集します!
独特の空気感や歴史を肌で感じてみましょうか??
男根みこしが名物!世界中から人が訪れるお祭り(神奈川県・川崎市)
出典:オマツリジャパン
商売繁盛・子孫繁栄(子授け)・安産・縁結び・夫婦和合などを祈った伝統的な奇祭です。
男性器モチーフのおみこしをかつぎ、外国人から観光客まで総じて大うけ。最近ではこの神輿にまたがる女性の撮影会もちょっとしたイベントになってますね。
会場となる金山神社は、鉱山や鍛冶の神である金山比古神(かなやまひこのかみ)と金山比売神(かなやまひめのかみ)の二柱を祭神として祀っています。
かなまら祭り
開催時期:毎年4月の第1日曜日(詳細はFacebookページにて)
〒210-0802 神奈川県川崎市川崎区大師駅前2−13−16
日本三大秘境で行われる文化祭(宮崎県・椎葉村)
出典:Wikipedia
熊本空港から車で2時間、「日本のチベット」とも言われる山奥の秘境にある村が椎葉村です。
毎年11月~12月に各地で「椎葉神楽」と呼ばれるお祭りが行われ、民族文化が集結します。夜を徹して鬼が暴れたり、伝統的な舞や神事を鑑賞することが出来ます。猪鍋や鹿肉など、奥地ならではの料理も楽しみの一つですね。
都会に住む人たちにとって強烈に新鮮に写り、日本の奥深さを知ることが出来るとリピーターも集めています。
椎葉神楽
近年は後継者不足などにより開催時期は毎年微妙に変わるため、ホームページなどでチェック。
死者も出る! 7年に一度の大祭(長野県・諏訪市)
出典:公式サイト
映画の題材にもなった、最大傾斜35度を巨大な御柱とともに駆け降りる奇祭です。荒々しく、猛々しく、エネルギーに満ち溢れた男の祭りと言えますね。
毎回負傷者はもちろん、死者まで出るほどの危険なイベントです。
次回は令和4年です。
上社御柱祭 山出し 4月2日(土)、3日(日)、4日(月)
里曳き 5月3日(火)、4日(水)、5日(木)
宝殿遷座祭 6月15日(水) 下社御柱祭 山出し 4月8日(金)、9日(土)、10日(日)
里曳き 5月14日(土)、15日(日)、16日(月)
宝殿遷座祭 5月13日(金)
御柱祭
泥にまみれて豊年満作(埼玉県・上尾市)
出典:上尾市観光協会
白木の神輿を引き回して民家の軒先で水を掛けて転がして、人も神輿も泥だらけで転がり暴れる、伝統的な奇祭です。
豊年満作・悪疫退散を願い行われているお祭りです。
平方のどろいんきょ
開催時期:毎年7月の海の日の前日の日曜日
埼玉県上尾市平方487 八枝神社
悪口を言いながら供え物を奪え!喧嘩上等な奇祭(茨城県・笠間市)
出典:笠間観光協会公式ガイド
神主と氏子のなかから選ばれた13人が白装束で天狗のかっこうをし、13天狗のほこらにお供え物をして回ります。参加者はこの時に悪態(悪口)を言い合い、天狗に邪魔されながらお供え物を奪い合うという変わったお祭りです。
「馬鹿野郎!」「さっさと歩け!」怒号が響き渡る日本有数の奇祭です。このお供え物を奪い取った人は、幸せになれると言われています。
悪態まつり
開催時期:毎年12月の第3日曜日
〒319-0209 茨城県笠間市泉102
迫る火の粉 とにかく暴れる奇祭(石川県・能登半島)
出典:公式サイト
毎年7月に行われる荒々しい祭りです。約40基のキリコが大松明の火粉の中を乱舞し、暴れれば暴れるほど神様が喜ぶと言われる物騒なものです。
迫力満点の光景に度肝を抜かれます。
宇出津あばれ祭
開催時期:7月第1金・土曜日
シュールすぎる 音のない盆踊り(愛知県・東海市)
メディアでも取り上げられ、大注目の奇祭です。なんと盆踊りながら無音なんです。参加者は全員イヤホンかヘッドホンをして踊るというわけです。
「孤独感と連帯感が交差する非日常的意識」で踊りに没頭できると言われていて、好む人も多いとか。はたから見るとかなり奇妙な光景ですね。
無音盆踊り(ザ・おおたジャンプフェスティバル内)
開催時期:毎年8月の一週目の土日
ほかにもまだまだ日本の奇祭
気になったらチェックしてみよう!
・八坂神社祭札お札まき(神奈川県) 7月
・鞍馬の火祭(京都府)10月
・太秦の牛祭(京都府)10月/不定期
・丹生祭(笑い祭)和歌山県 10月
・ケベス祭(大分県)10月
・パーントゥ・プナカ(沖縄県)旧暦9月
・男鹿のなまはげ(秋田県)大晦日
・福男選び(兵庫県)1月
・黒石寺蘇民祭(岩手県)1月
・六郷の竹打ち(秋田県)2月
面白いイベントだけ集めたWEBサイト