2015年は地球の歴史上最も暑い1年だった…という観測が昨年話題となりましたが、進行する温暖化は更に加速し、2016年も引き続き記録を更新すると言われています。今年の冬も例年よりかなり温かいですね。
そんな中、Googleマップを基に海面上昇のレベルに応じてどの土地が水没してしまうかがわかるWEBサービスが登場しました。
南極の氷が溶ける事によって起こる海面上昇、どの程度影響があるのでしょうか。
「Global Sea Level Rise Map」の海面上昇のレベルはプルダウンで選ぶことができ、1mから60mまでの範囲を見ることが出来ます。
日本の関東地区を見てみましょう。1m海面が上昇しただけで九十九里浜や東京湾付近がうっすらと水色になっています(陸に水が進出しています)。
千葉の霞ケ浦付近の川も水位が上昇し、面積が上昇しそうです。
▼5m上昇した状態。東京湾沿岸はもちろん、浦安や東京の足立区、川崎市などで海面が陸地に大きく進出し、消滅しそうです。
▼9m上昇。足立・江戸川・葛飾区や、千葉の浦安を超えて埼玉の越谷まで水没。
ちなみにNASAが2015年の8月に、地球の海面が1992年以降で平均8cm上昇したと発表しています。
1m上昇でもまだまだ先…かも知れませんが、これから更に地球の気温上昇が加速していくと心配ですね。
「Global Sea Level Rise Map」では日本に限らず世界の海面上昇の影響もチェック出来るので、気になる方はぜひ。