フィリップモリス社から昨年発売され話題を呼んだ加熱式たばこ「iQOS(アイコス)」。
火を使わないし煙も出ないので、「どこでも吸っていいのか?」なんて議論もありますが、同じく煙も出ない、ニオイもないタバコ「SNUS(スヌース)」がJTからリリースされています。
SNUS(スヌース)とは?
SNUS(スヌース)とはスウェーデンの伝統的なたばこ製品であり、タバコの葉が入ったポーションを頬と歯茎の間に挟んでニコチンを摂取する「かぎたばこ」です。火を必要としないのでニオイや煙がなく、周りに配慮したたばこの新しいあり方です。
2013年にJTから一般販売が開始され、タバコとマナーの問題が取りだたされている近年、ジワジワと知名度が拡大している商品なんですね。
こちら
こちらが噂のSNUS(スヌース)です。「レギュラー」と「ミント」の2種類が現在販売されています。
価格は1つ390円。やや普通のタバコより安価な価格設定です。
開けてみる
密封されたパッケージを開けるとこのようにフリスク大のプラスチックのケースが入っています。
パッケージを開けた瞬間からほのかに香りがします。「レギュラー」は節分で使う豆のようなにおい(笑)、「ミント」は清涼感のある香りでやや青リンゴに近い香りです。摂取方法を解説した説明書もセットで入っていました。
ちなみにJTから販売されているこれらの商品もSUNS(スヌース)発祥の地であるスウェーデン産です。パッケージにニコチン量は書いてありません。
中身はこちら
ケースから取り出すとこのようにティーパックのようなポーションが出てきました。大きさはよくある粒ガムくらいでしょうか。厚さは1cmあるかないか程度です。
ちなみに390円(税込み)で12個のポーションが入っています。
吸い方
吸い方をおさらいです。ポーション内にはタバコの葉が入っているので、誤って飲んだり、噛んで中身が出ないように要注意。
感想
肝心の感想ですが、まずポーションを頬と歯茎の間に入れても目立たないので、摂取している事は傍目にはわからないと思います。
「レギュラー」はベーシックなタバコの風味が効いた感じで、味はやや甘みが強く出ています。そしてSNUS(スヌース)の特徴としてちょっと塩辛い味がします。なので甘しょっぱい味で若干タバコの風味や香りがある、という感じでしょうか。タバコの香りや味自体は強くありません。なんとなくニコチンを摂取している感じです。
「タバコ吸いたいな~」というタイミングで摂取しましたが、普通の紙巻きたばこじゃなくてもOKでした。
「ミント」は口に入れた瞬間若干冷涼感がありますが、ミントのガムやメンソールのタバコ程ではありません。そのかわり歯茎がひんやりする感覚があります。風味は青リンゴのガムに似ていますね。こちらは塩気はあまり感じず、甘いです。
ちなみに20分くらいで何も感じなくなり、効果もなくなるそうです。
まとめ
・たばこを吸いたいけど吸えない時に代用品にはなる
・どこでもササッとリフレッシュできる
・口に入れてから風味を感じるのに1~2分かかる
・味は好みが分かれそうですが、比較的嫌いな人は少ないかも
・煙もにおいもないので周りに配慮できる
・コンパクトで持ち運びしやすい
吸いたいイライラが抑えられないニコチン中毒の方は、ぜひカバンに忍ばせておくのはいかがでしょうか?
ちなみにまだコンビニでは取り扱っているお店は少なそうなので、タバコ屋に足を運んでみてください。