ZOZOTOWN創業者の前澤友作氏がバスキアのアート作品を62億円で購入し世間をアッと言わせた一方、アメリカでは映画「007」のジェームズ・ボンド着用のスーツでも知られるTom Ford(トム・フォード)氏が、自身の巨大な土地を売却。そのスケールが圧倒的です。
売却したのはアメリカ建国より以前に存在していた最古の都市・サンタフェにある牧場「CERRO PELON RANCH」。
その規模は8,361ヘクタール(約83.6㎢)にもおよび、東京ドーム1,700個分以上、千葉県の船橋市と同程度の大きさで、東京の大田区(約60.4㎢)や世田谷区(約58.1㎢)よりも大きい。
「CERRO PELON RANCH」の敷地内には日本人建築家・安藤忠雄氏が設計した美しい邸宅をはじめ、西部映画の撮影地となった映画村、馬小屋、乗馬エリア、職員用の宿舎、ゲストハウス、小型機の離着陸帯などがあり、いくら時間があっても遊びきれなそうだ。
映画「マイティ・ソー」や「カウボーイ & エイリアン」の撮影地にもなった建物群も。
馬がセットでついてくるのかどうかは不明。
向こうの山まで、すべてが購入者のものになる。
この土地や邸宅のセットは現在Kevin Bobolsky Groupという会社が販売しており、お値段は7,500万ドル(約75億2,000万円)。
個人が所有していた場所だというのも驚きですが、ソフトバンクの孫社長もシリコンバレーに100億円の豪邸を持っているそうですよ。