持ってるだけで刑務所行き!危険な花「ケシ」が東京の無料植物園で公開中

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ケシってなに??

持っているだけで即逮捕!危険な植物「ケシ」は、麻薬の原料となっている1年草の植物で、もともとヨーロッパ原産と言われているそう。

この植物の樹液からアヘンを作り、そのアヘンによる中毒者は大航海時代に激増。古くは中国とイギリスでアヘンを巡り戦争まで起こったという大変危険な植物。

このアヘンを精製すると医療現場でもよく用いられるモルヒネになり、モルヒネを更に精製するとヘロインという麻薬になります。

実はガーデニングの定番の「ポピー」もケシ科の植物で、仲間なんですよね。そちらはもちろん違法な植物ではないですが。

 

そんな危険なケシが東京都内の植物園で現在、特別公開中になっています。この植物園は都内の無料スポットとして結構有名な場所なんですよ。

 

 

東京都薬用植物園

http://f.st-hatena.com

▼住所:東京都小平市中島町21−1
▼電話番号:042−341−0344
▼定休日:毎週月曜日、年末年始
▼営業時間
4月〜9月 午前9時から午後4時30分まで
10月〜3月  午前9時から午後4時まで

▼料金:無料
▼最寄り駅:西武拝島線 東大和市駅 徒歩2分

 

▼駐車場:無料

 

都営の施設のため入場無料の植物園です。主に薬用植物の研究・調査を目的として建設され、現在では危険ドラッグや健康食品の指導・取締りに向けた植物鑑別等の試験検査、調査研究も行っているそうです。

 

敷地内はかなり広く、温室から冷房室、水生植物、薬用、毒物、染料植物まで見ることが出来る植物は実にさまざま。

植物園好きはかなり満足できる施設ではないでしょうか。

 

http://www.fureai-garden.net

 

人がいないところを撮るのが難しいほど、平日・休日問わず多くの方が訪れます。

沢山の種類の植物を見ることが出来て楽しいですよ。

 

 

ケシの栽培されている区画はかなり厳重に警備されていて、2重の鉄格子になっています。

普段は閉鎖されているこの外側のゲートが5月22日まで限定で解放され、ケシを間近で見る事が出来ます。

 

 

ケシの花はとても綺麗。この植物から危険な薬物が精製されるなんて、想像つかないですね。

 

ちなみに日本には「あへん法」という法律があり、研究目的以外での所持は即座に罰せられます。

同じケシでも色によって含まれている成分に違いがあるそう。

 

お近くの方、興味がある方は是非いかがでしょうか?ギネスブックに掲載された多摩六都科学館なども近いので、セットでいかがでしょう??

 

東京都薬用植物園