リーズナブルに楽しめる!デザイナーズ日帰り温泉&銭湯
気軽に立ち寄れる全国の様々なデザイナーズ温泉&銭湯をご紹介していきます。
加賀片山津温泉 総湯(石川県加賀市)
画像素材:PIXTA
東京都葛西臨海水族園、東京国立博物館法隆寺宝物館、ニューヨーク近代美術館などを設計してきた巨匠・谷口 吉生氏が、地域活性化の為に設計した温泉施設。
総湯とはいわゆる「銭湯」のことで、地域の人たちが集まって気軽に温泉に浸かれる場所であることを指します。
加賀温泉郷の中では比較的観光客の少ない片山津温泉なので、穴場ですよ。
出典:加賀片山津温泉 総湯
▪設計・デザイン/谷口 吉生
住所: 〒922-0412 石川県加賀市片山津温泉乙65−2
料金:大人 460円
御谷湯(東京都墨田区)
東京の古くなった銭湯をリノベーションすることでも有名な今井健太郎事務所が手掛ける老若男女に優しい施設。
日替わりで生薬、生ハーブ、アロエ、米ぬか&オリーブ、牛乳、森林浴、薬草が楽しめる「薬湯」のほか、いくつかのお風呂のバリエーションがあります。
▪設計・デザイン/今井健太郎
住所:〒130-0011 東京都墨田区石原3-30-8
料金:大人 460円
久松湯(東京都練馬区)
2015年度のグッドデザイン賞を受賞した、デザイン事務所プラネットワークスによるリノベーション銭湯。
「光と風、雑木林の中の銭湯」をテーマに、天井に設けられた空の見える可動トップライト、中庭、露天風呂、プロジェクションマッピングまで備えた最先端銭湯です。
良質の温泉を引くため地下1,500mもの深度まで温泉掘削を行い、良質な「ナトリウム一塩化物強塩」の源泉を湧出し提供しています。
▪設計・デザイン/プラネットワークス(杉千春、高橋真奈美)
住所:〒176-0002 東京都練馬区桜台4丁目32-15
料金:大人 470円
大和の湯(千葉県成田市)
東京から日帰りできる距離にあり、露天風呂やサウナ、ラディアントバスなどの施設も充実、窓外に広がる田園風景も楽しめる「宿泊施設のない高級旅館」がコンセプトの温泉施設。
個室付き貸切露天風呂も用意されています。
▪設計・デザイン/羽深隆雄
住所;〒286-0841 千葉県成田市大竹1630
料金:平日 850円、土日祝: 1,000円(大人)
ラムネ温泉館(大分県竹田市)
日本文化デザイン賞、日本芸術大賞、日本建築学会賞などを受賞した東京大学名誉教授の藤森照信氏設計の温泉施設。
長湯温泉にあるこちらの施設はその名の通り、全身が銀色の泡に包まれる全国でも珍しい天然炭酸泉。
32度の炭酸泉と42度のにごり湯に交互に浸かれば効果は絶大。どちらも源泉100%かけ流しの本物の温泉です。
▪設計・デザイン/藤森 照信
住所: 〒878-0402 大分県竹田市直入町大字長湯7676-2
料金:500円(大人) 1時間2,000円(家族風呂)
仏生山温泉(香川県高松市)
2005年の開業以来、その泉質の良さと洗練された空間が地元の人の評判を集め、県名物の「うどん」と並ぶ人気の温泉施設。
開放感のある露天風呂は内風呂と壁を隔てず繋がり、星空や青空も美しく楽しむことが出来ます。
▪設計・デザイン/岡昇平
住所:〒761-8079 香川県高松市仏生山町乙114-5
料金:700円(大人)
いかがでしたでしょうか。
日本の著名な建築家といえば、本記事で紹介した方以外に妹島和世氏、西沢立衛氏(ししいわハウス2棟目が待たれますね)、伊東豊雄氏などがいらっしゃいますが、まだ宿泊施設や温泉施設の設計は行っていないようですね。今後の活動にも注目したいところです。