【東京で蛍】ホタルが見られるのは5月から!鑑賞スポットと時期まとめ

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自ら発光する珍しい生物である蛍(ホタル)。

おもに熱帯から温帯の雨の地域に存在し、世界で2,000種類以上のホタルがいると言われています。

そんなホタルですが、空気が良く草木が多い田舎や、夏以降に観ることができるもの、というイメージを持たれる方も多いようですね。

ところが、梅雨前の5月中旬ごろから、東京でもホタルを見ることができるのです。実はもうこの時期でも生息自体は確認されているんですよ。

今回は柔らかな光に癒されるホタルを鑑賞しに出掛けてみたい方へ、ホタルの基本情報や鑑賞スポットをご紹介していきます。

※鑑賞時期はあくまで目安になりますので、訪れる際は最新情報をチェックしてみてください。

 

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でかける前に抑えておきたい、ホタルの知識

ホタル発光のメカニズム

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画像素材:PIXTA

実は成虫になって発光するホタルは少ないようなんです。卵や幼虫の時代にほとんどの種が発光する一方、夜行性と昼行性が存在するホタルは、夜に活動的になる種類しか発光しません。

有名な「ゲンジボタル」、「ヘイケボタル」は発光しますが、同じくらい一般的に生息している「オバボタル」は光りません。

成虫になった夜行性ホタルは腹部の後方に「ルシフェリン」という物質を作る器官をもち、これが体内酵素などの働きによって発光します。

これは「敵をおどかすため」、「食べても美味しくないと警告するため」という説があります。実際、体内に毒を持ったホタル科の昆虫も多いようですよ。

 

ホタル観賞のキーとなる「500度説」とは

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画像素材:PIXTA

ホタル観賞をこの時期の観光の目玉としている各地では、近年「500度説」という仮説に従ってホタルの飛翔時期を予測しています。

この「500度説」とは、幼虫が陸に上がると言われる、4月のソメイヨシノが散る時期の雨の夜の翌日から「1日の平均気温」を積算していき、500度になったところで蛍が飛翔を始める、というものです。

ただしこの予測、500度から600度以上まで、例年ブレがあるようで、まだまだ仮説の域を出ないようです。あくまで鑑賞のための目安ですね。

 

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東京のホタルの名所

ホテル椿山荘東京(文京区)

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画像素材:PIXTA

毎年5月の下旬から6月いっぱいまでホタル観賞のイベントを行っています。

オールシーズンで、季節を感じられるレストランやカフェも揃っているので、ぜひ一度はここで鑑賞してみたいですね。

「ホテル椿山荘東京」公式サイト

鑑賞時期:5月下旬~6月下旬ごろ

住所:〒112-8680 東京都文京区関口2丁目10-8

 

Q.E.D. CLUB(目黒区)

Q.E.D.CLUB 「蛍の夕べ」開催中

出典:Q.E.D.CLUB

1,100坪の敷地を持つ、元ハンガリー大使の公邸をリニューアルしたクラブハウス。

庭園を望むレストランで和食・フレンチなどが楽しめるほか、ホタル飛翔時期にはディナーイベントを開催しています。

男性はジャケットの着用が必要で、中学生以下は入場できないイベントです。高級感も抜群で、デートやゆったりと鑑賞したい方にベストです。

「Q.E.D.CLUB(キューイーディークラブ)」公式サイト

鑑賞時期:5月下旬~6月中旬

住所:〒153-0061 東京都目黒区中目黒1丁目1-29

 

ほたる公園(福生市)

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画像素材:PIXTA

毎年恒例の「福生ほたる祭」が6月下旬から開催され、地域の研究会が育てた約500匹のゲンジボタルを鑑賞することができます。

初夏のお祭りも同時開催され、模擬店や出し物も行われるので賑わいがあります。

観光情報「観るなび」

鑑賞時期:6月中旬~下旬

東京都福生市熊川(ほたる公園 玉川上水青梅橋付近)

 

平井川(日ノ出町)

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画像素材:PIXTA

水質が良いため、6月下旬から自然発生したホタルが鑑賞できる山間の鑑賞スポットです。

専用の駐車場がなく、公共交通機関の利用推奨です。

日の出町観光協会

鑑賞時期:6月下旬~7月中旬

住所:東京都日の出町大久野

 

いかがでしたか?本記事では多くの方が訪れるイベントより、少し優雅に鑑賞できそうな場所をピックアップしてみました。ご参考になれば幸いです。

今年の本格的な夏の訪れの前に、風流な夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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