Fintechトレンド本格化! ロボットが資産運用を行うWealthNavi(ウェルスナビ)がサービス開始

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近い未来になくなるであろうと言われている職業に「ファイナンシャルプランナー」、「銀行の融資担当」などが含まれているのを耳にした方も多いのではないでしょうか。

 

2015年からジワジワと耳にするようになり、16年についに本格化しつつあるFintech(フィンテック)というトレンドに関係があります。

 

Fintech(フィンテック)とは企業・個人の垣根なく金融に関する様々なことをテクノロジーやビッグデータ、アルゴリズムで解決しようという流れのことです。家計簿アプリやネット銀行もFintech(フィンテック)の一部。

 

そんな中、まずは招待制でサービスを開始し、3月から一般公開される新しいサービスが発表されました。

ロボットによる個人の資産運用を行う「WealthNavi(ウェルス ナビ)」というものです。

 

 

このサービスを提供するウェルスナビ株式会社は2015年4月にスタートアップとして設立され、7月に5000万円の資金到達、10月にはグリーベンチャーズ、IVP(インフィニティ・ベンチャー・パートナーズ)、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタルなどから6億円の資金調達を行い、今回のサービスのリリースを実現させました。

 

 

機関投資家や富裕層が利用してきた資産運用が可能に

WealthNavi(ウェルス ナビ)のサービスを端的に表すと、「特別な資産運用のノウハウを誰でも受ける事が出来るサービス」という事になります。

これは人間が行うものではなく、これまで世界の機関投資家や富裕層が利用していた最先端の資産運用アルゴリズムをロボットが自動で行い、自分自身にあった最適な資産運用を行ってくれるというものです。

これまで一部の人しか享受できなかった運用方法を民主化したような物です。

 

ユーザーは、投資の目的、年収、年齢、金融資産の額などについての簡単な質問に答え、ロボットが現在の国際金融市場のデータを分析、標準的な投資手法である国際分散投資を行います。自分自身でリスクの許容度を設定する事も可能です。

 

また、WealthNavi(ウェルス ナビ)では国内外の資産運用会社から手数料や広告料を一切受け取らないため、ユーザーの利益を最優先とする立場から上場投資信託(ETF)を推奨できるとしています。

 

ユーザーは提案された資産運用ポートフォリオをWealthNavi(ウェルス ナビ)のプラットフォームを通じて直接購入できるほか、「投資一任サービス」を選択することにより、指定口座に振り込むだけで、資産運用アルゴリズムに従い完全自動で資産を運用していくことも可能になります。

 

 

金融とITが組み合わさることにより、誰しもが利用できる新しい金融インフラがますます構築されていきそうな2016年。

大人なら一度はチェックしておきたいサービスです。

※現在は招待制、3月から一般サービス開始。

 

HP:http://www.wealthnavi.com/

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