ビジネススーツの定番色であるネイビーは、合わせるネクタイやシャツを選ばず、汎用性も抜群です。フォーマル度の高い着こなしからちょっと遊びを効かせたものまで、着こなしのポイントとともに一気にご紹介していきます。
グレーと比べるとフレッシュで爽やかな印象があるのも、ネイビースーツの魅力ですね。
おすすめしたいシャドウストライプ・無地
ネイビースーツでベーシックな「シャドウストライプ」と、実は着ている人が少ない「無地」についてご紹介します。
シャドウストライプのネイビースーツ
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ブルー系の色味なので、ストライプが濃いと派手な印象になりがちなのがネイビースーツの特徴です。ベーシックなものがお好みならば、迷わずシャドウストライプを選ぶのがおすすめです。
相性の良いブラウンのタイとの組み合わせは、イタリア語で「アズーロ・エ・マローネ(青と茶)」という言葉があるほどで、落ち着いた印象を与えるとともに、ストライプシャツを合わせた場合にはカジュアルで躍動感のある着こなしになります。
基本的にシャツ、スーツ、ネクタイで柄物は2つまで、というスーツの鉄則もぜひ覚えておいてください。
無地のネイビースーツ
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無地のネイビースーツはストライプのものに比べて、フォーマルで男らしい印象になります。ただ、スーツ屋さんの取り扱いはストライプ&シャドウに比べて割と少ない状況です。なので、差をつけたい方にはおすすめです。
ブルーの明るさは、皆さんの働く業界によっては目立ちすぎる場合もありますので、その点はちょっと注意しながら選んでみてください。
無地のネイビースーツの中で人気なのは、ほんのり光沢があるタイプと言えますが、最近は起毛素材(少し生地が毛羽立ったようなもの)のものもトレンドです。秋冬には特に温かみがあり、無地でも周りから浮かないおすすめの素材です。
スーツを着こなす際のポイントのおさらい
ここで一度、スーツを着こなすうえでの必要最低限のルールをおさらいしておきましょう。
裾をクッションさせない
靴を履いた時に裾がクッションしない丈にしましょう。以前はトレンドだったスタイルですが、パンツの裾幅によって垢抜けない印象になる可能性があります。
細すぎるネクタイは原則的にNGなことも多い
ナロータイと呼ばれるノットの部分が小さく幅の細いネクタイは、ビジネスシーンではあまり好まれないと言われています。とはいえ、昨今のシルエットのスリム化の影響から、ネクタイについてもナロータイも特にフレッシュさを出したいときには良いかもしれません。その場合でも派手なものは極力避けましょう。
一番下のボタンは留めない
スーツ全般の常識ですが、2つボタン、3ボタンに限らず、スーツの一番下のボタンは留めません。
バッグの色をどうするか
スーツを着るときに、必ず迷うのがビジネスバッグの色です。
基本的なルールとして、シューズとベルトの色は合わせますが、シューズとベルトは茶色なのにカバンが黒だとちょっと…という方も多く、それらに合わせて黒と茶色のバッグを2個持ちする人もいます。
でも、最初はなるべく一つでどんなシューズ・スーツにも相性のいいカラーのバッグが欲しい場合には、おすすめなのはネイビーのバッグです。
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ネイビーのバッグはグレーのスーツとも相性が良いですし、これならシューズやベルトが茶色や黒でも関係ありません。同じ考え方で、カバンをグレーにするのもアリです。
ネイビースーツの着こなし例まとめ
スーツと同系色のストライプ入りネクタイを取り入れる
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ネクタイは太め×細めの2つのボーダーが入っていることから、シャツやスーツはほぼ無地の方がスッキリまとまります。
シューズはブラウンが好相性
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靴やベルトは黒でもブラウンでもカーキ系でもまとまりますが、定番はやはりブラウンです。シャツは白でもいいですし、トーンを落とした水色がより好い相性ですね。
エンジ、赤を差し色に
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ネイビースーツにネクタイやチーフ、ソックス等に赤を取り入れるのも相性がよく、とても映えます。ヴィヴィッドな印象になりすぎるのに少し抵抗がある場合、濃いめのエンジ色だとすんなりまとまりますよ。
男らしさ溢れるネイビー×オレンジのタイを合わせる
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ネクタイをオレンジ×スーツと同系色のネイビーにすると、若々しく躍動感のある印象になります。
ニットタイを取り入れてさわやかに
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ネイビーのスーツと好相性なブルーのシャツに、さわやかなニットタイを合わせたスタイルです。業界や業種が比較的カジュアルな方におすすめの着こなしです。さわやかなので、同性異性問わずウケが良いです。