お気に入りの一杯を見つけよう
出典:http://rusutsu.co.jp/s-blog
『BAR』。
…その看板を見て興味が湧いても、「お酒が弱いから、なかなか楽しめない」「なんだか大人の世界で、敷居が高そう」という苦手意識が働き、ついついいつもの居酒屋へ…なんて、そんな方も多いのではないでしょうか?
でもBARは堅苦しいものでも何でもなく、自由なスタイルで楽しめる所です。
カップルや女性を口説くだけでなく、同性同士やおひとり様でも楽しめる場所です。
今回は特にお酒の弱い方向けにアルコール度数の低いものから順に、厳選された6杯をご紹介します。
BARの入門として、もしくはアルコールに弱い女性への出来るオトコの気配りとして、如何でしょうか。
シャーリー・テンプル Shirley Temple
出典:http://www.epinard.jp
(度数0/爽やかなサッパリ甘口/ジンジャーエール+グレナデンシロップ)
ネーミングはカッコイイものの、正真正銘ジュース(正式名称、“ノンアルコールカクテル”)。
ノンアルコールだけれど、その場の雰囲気も損なわない、そんな気遣いが感じられる一杯。
「一滴もお酒が飲めない」「明日の朝が早いから、もうこれ以上は」等の事情があるものの、「流石にジュースは頼みづらい」そんな方への、優しいカクテルです。
おかわりの際には『同じものを』と頼めば、スマートですし、連れの方にも気付かれにくそう。
ベリーニ Bellini
出典:http://blog-maruume.up.seesaa.net
(5度/シュワっと甘口/スパークリングワイン+ピーチ)
「スパークリングって、度数が高くてなんだか飲みづらい」という方にオススメなのが、このカクテル。
ピーチネクターが加わるため、度数がかなり低くなり、ピーチのトロリとした甘さも相俟って、非常に飲みやすくなります。
ピーチが旬の季節には、生の果汁がふんだんに入ったものを贅沢に頂きましょう。
その他にも、シャンパンベースとなるカクテルも豊富!
オレンジジュースを加えたものが“ミモザ”、カシスリキュールを加えたものが“キールロワイヤル”と、どのカクテルが一番自分好みか飲み比べてみるのもありかも?
甘すぎない上に、作る時間も短いカクテルなので、最初の一杯目として最適です。
ダージリン・クーラー Darjeeling Cooler
出典:http://www6.ocn.ne.jp/
(度数7/少し甘酸っぱいサッパリ甘口/紅茶+フランボワーズ+ジンジャーエール+レモン)
果実の甘酸っぱさと共に、紅茶の香り・甘みが後味として残る、心地よい一杯。
紅茶好きな女性はとても多いはず!そんな方に紅茶の香りと味わいを気軽に楽しんで頂けるカクテルです。
度数も低く、すっきりとしたのど越しのため、度数の高めなお酒の合間の休憩の一杯や、口直しとしてもオススメ。
また、ジンジャーエールを辛口にアレンジしてみると、ジンジャーのピリッとした辛さが引き立って、全く違った楽しみ方ができます。
バレンシア Valencia
出典:http://gbiz.jp/cocktail
(14度/後味ほろ苦な甘口/アプリコットブランデー+オレンジジュース+オレンジビターズ)
最初に来るアプリコットの香りとその甘さ、そしてオレンジの酸味、最後に抜けるオレンジビターズのほろ苦さ、そのバランスが絶妙。
オレンジの良さを最大限に引き立てるカクテルなので、ぜひフレッシュフルーツを搾って作ったものを頂きたい一杯です。
これにスパークリングワインを加えた“バレンシアコブラー”なら、シュワシュワ感がプラスされ、度数も8度と飲みやすくなるため、お酒が弱い方にオススメ。
スカーレット・オハラ Scarlett O’Hara
出典:http://iwamoto-hiroyoshi.com
(15度/すっきり中口/サザンカンフォート※+クランベリー+レモン果汁)
「サッパリとしたカクテルが好き」「甘いカクテルが苦手」という方にオススメなのが、この一杯。
ほんのりとした甘さの中に、クランベリーとレモンのスッキリとした後味が感じられる、フルーツの甘味と酸味を一杯で楽しめるカクテル。
『風と共に去りぬ』ヒロインの名前が由来のカクテルなのだとか。
※サザンカンフォート…オレンジやピーチレモンなどの果実とハーブを原料に造られたリキュール
グラスホッパー Grasshopper
出典:http://livedoor.blogimg.jp
(度数16/とっても甘口/カカオ+ミント+生クリーム)
濃厚なカカオ甘みのあとに、ミントの爽やかな香りが鼻から抜ける、クセになる一杯。
チョコミントが好きな女性に、ぜひとも飲んで貰いたいカクテルです!
しかし、その甘い口当たりと飲みやすさからは想像できない、度数の高さがあるので要注意!
ショートカクテルは、グラスを温めてしまわないよう柄の部分を持って、なるべく冷たいうちに。デザート感覚で、〆の一杯としてどうぞ。
■BARの楽しみ方
お酒だけではなく、カウンター越しのバーテンダーとの会話も魅力の一つ。
一口飲んだら、「とっても美味しいです」と、素直に感想を言葉にすると嬉しいはずです。
注意して欲しいのは、“知ったかぶり”をしないこと。うんちくを語り出したところで、バーテンダーはお酒のプロですから。
「このカクテル、とても気に入りました!」「どんなお酒が入っているんですか?」「カクテル名の由来を教えて貰えますか?」など会話は謙虚な方がスマートです。
友人同士や一人で訪れる際は、バーテンダーの忙しさもチラっとチェックしつつ、お酒の知識を吸収するのも大人の楽しみ方かも知れません。
気になる一杯がありましたら、ぜひ自分の舌で確かめに行ってみてください。
居酒屋では出会うことのない、自分だけのお気に入りの一杯に、きっと巡り会えるはず。
美味しいカクテルと会話・雰囲気に酔いしれて、非日常を楽しんでください。