1枚で冬の着こなしを左右すると言っても過言ではないダウンジャケット。近年では各メーカーの技術革新が進んだことにより、軽量化の実現や、モコモコせずに着こなせるシルエットのものが増えたことで、これまでダウンジャケットに抵抗感があった人も気軽に着こなせるアウターに。
本記事では、とっておきの今年の1枚を探す方のために、定番ブランドや新興勢力、今年らしいコラボレーションラインなどを中心に、検討したい最新アイテムをピックアップ。
B:MING by BEAMS(ビーミング by ビームス) 河田フェザーダウン
650フィルパワー以上のフレンチダックダウンを使用した、抜群の保温性を誇る人気のMA-1タイプのダウンジャケット。
表地は防風性を持たせたカットソー素材を使用しているので、軽量かつ動きやすいストレッチ加工も獲得。オリーブ、カーキ、ブラックの3色展開。
同じくダウン封入のステンカラーコートやPコートなどもあるので、今年の冬はBEAMSを要チェック。
¥25,920
Cape HEIGHTS×UR(ケープハイツ×アーバンリサーチ)
1990年にアメリカ・ニューイングランドで産まれ、アメリカの名だたるアウターウェアブランドの生産を手がけてきたCape HEIGHTS(ケープハイツ)は腕部分に施された三角形のロゴパッチが特徴で、ダウンジャケットが近年勢力を拡大中。今年はセレクトショップの アーバンリサーチとコラボレーションを行い、すっきりしたシルエットのダウンブルゾンを展開中。
アウトドアメーカーならではのどこか懐かしい風合いに、腕部分のポケットが排除されたMA-1のようなデザインが特徴的。XSからのサイズ展開があり、小さいサイズほど早くなくなることが予想されるので、お早めにチェックを。
¥41,040
WILDTHINGS(ワイルドシングス)
「冬場のウェアは軽くてタフでなければいけない」を信条とする、アメリカで1981年にスタートしたクライミングメーカー。テフロン撥水加工や高密度のツイルを表生地に使用するなど、アウトドアに最適で軽量な1枚。ノースフェイスは定番だし、アウトドアメーカーのものはデザインがそれっぽすぎる…なんて方にも支持されている。
¥42,120
NATAL DESIGN×NANGA(ネイタルデザイン×ナンガ) ミゲルダウンコート
デザインと機能性に拘ったアウトドアウェアがメディア掲載でも人気のネイタルデザインと、国内屈指のダウン工場であるNANGA(ナンガ)がコラボレーション。着用しやすいラグランスリーブのハーフコートに、アルパカとウールを混合した質感高いボア襟が特徴のダウンジャケット。
ボア部分にはスナップボタンが付属し、寒いときは襟もとの深さも調節できる仕組み。こちらもボディには撥水加工した素材を使用。男らしく、どこか可愛らしさもある注目アイテム。
¥48,600
F/CE.×NANGA(エフシーイー×ナンガ) N-3Bダウン
ドメスティックブランドとして、非常に耐久性の高い素材開発でも注目を浴びるF/CE.(エフシーイー)と、国内ダウンメーカーのNANGA(ナンガ)がコラボレーション。今年人気のキーワードである「ミリタリー」を軸にN-3B型のダウンを開発。
とは言え老舗メーカーのような武骨すぎる素材感やシルエットではなく、あくまで現代的なデザイン。止水ジップを使用したシガレットポケットやフィット感の調整が出来るアジャスターベルト、緊急時に収納を可能にするコンシールポケットなど機能も満載で、キャメル、グリーン、ブラックの3色展開。
¥59,400
WTAPS×HELLY HANSEN(ダブルタップス×ヘリーハンセン)
海外からも注目を浴びるドメスティックブランド・WTAPS(ダブルタップス)と、130年以上の歴史を誇るノルウェーのマリンウェアブランドがコラボレーション。セイリングウェアとして絶大な人気を誇るHELLY HANSENだけに品質は十分。そこに救命胴衣のような独特のデザインや裏地のレスキューオレンジ、取り外し可能なアーム部分などのディティールが加わり、より魅力的なものに。
10/29(土)より発売。
¥80,000
GOLDWIN×Steven Alan(ゴールドウィン×スティーブン アラン)
1987年からはヨーロッパの強豪国・スウェーデンナショナルチームのオフィシャルサプライヤーにも採用され、スキーと共に50年を歩んできた老舗アウトドアブランド・GOLDWIN(ゴールドウィン)。今年からライフスタイルラインをマーカウェアのデザイナー、石川氏が担当し、デザインも今日のファッションに合うものへとアップデート。
雪山用に開発された80デニールの高強力のGORE-TEX®と、中綿にロフト感に優れた天然ダウンに、遠赤外線効果による保温効果の光電子ファイバーを採用した高機能なダウンコート。
寒冷地において保温を高める大型ファー付フードは、かぶらないときには邪魔にならない様にマグネットアジャスターで固定でき、街着としてスマートに着用可能。ダウンコートタイプ、ショート丈タイプなど、Steven Alanらしいネイビーカラーの3型が揃う今年限定のコラボレーションアイテム。
95,000円 +税
CANADA GOOSE(カナダグース) チルワック ボンバー
ここ数年で瞬く間に冬場のメジャーアウターになったCANADA GOOSE(カナダグース)。もはや国内ではモンクレールでもその勢いには抗えない!?
ビジネスでも使えお尻までカバーできるダウンコートが人気なものの、こちらの「チルワック ボンバー」はミリタリーウェアに着想を得た上半身のボリュームあるシルエットを楽しめるショート丈タイプ。
¥84,240(tax in)
CANADA GOOSE(カナダグース) フォックスシアリングボンバー
カナダグースの人気モデル、「ラッセル」のような大きめのボタンがアクセントになったダウンジャケットに、今年らしいシアリングディティールを加えたショート丈のボンバージャケット。シアリングはダウン素材のファーによく使われるフォックスファーを採用。日本未入荷のモデルなので被ることも少ないはず。
約 ¥101,952
HERNO(ヘルノ) ヘリンボーンダウンジャケット
コートメーカーとして創業し、現CEOはイタリアのクラシコ協会の会長も務めるなど、ドレスウェアに格段の人気があるHERNO(ヘルノ) 。
同ブランドらしく、冬場に暖かみのある印象を与えるヘリンボーン素材のジャケットをダウンタイプでリリース。スラックスやタートルネック、レザーグローブやマフラーなどの小物を合わせてシックに着こなしたい。
¥92,000
WOOLRICH(ウールリッチ) GTX マウンテンパーカ
カナダグースやモンクレールとは異なり、あくまでベーシックなデザインでロゴパッチも目立たない、コンサバな印象のWOOLRICH(ウールリッチ)。
実は現存するアウトドアメーカーの中では世界最古とも言われており、その品質とベーシックなデザインから近年人気が高まっているブランドのひとつ。こちらは定番の「アークティックパーカー」ではなく、ファーがないタイプの新モデル「GTX マウンテンパーカ」。レッドのほかにブラックとネイビーもアリ。
¥108,000 + 税