- ダイバーズウォッチの基礎知識から注目モデルまでまとめてご紹介!
- ダイバーズウォッチの人気&おすすめモデル23選
- BULOVA(ブローバ) シーキングリミテッド
- SEIKO(セイコー) プロスペックス ダイバースキューバ
- CASIO(カシオ) G-SHOCK フロッグマン
- GANT(ガント) パシフィック
- NIXON(ニクソン) ザ・ディセンダー
- CITIZEN(シチズン) プロマスター アクアランド
- VICTORINOX(ビクトリノックス) イノックス プロフェッショナル ダイバー
- LONGGINES(ロンジン) ハイドロ コンクェスト
- GUCCI(グッチ) グッチダイブ
- BALL WATCH(ボールウォッチ) エンジニアハイドロカーボン ディープクエスト
- TAG Heuer(タグ ホイヤー) アクアレーサー
- OMEGA(オメガ) シーマスター ダイバー300M コーアクシャル
- Bell&Ross(ベル&ロス) マリン クロノグラフBR02-94
ダイバーズウォッチの基礎知識から注目モデルまでまとめてご紹介!
海レジャー、プール、ダイビングなど、水と接する機会が多く薄着になる夏はダイバーズウォッチが欲しくなりますよね。防水機能に優れ、ファッションとしても合わせやすいダイバーズウォッチはあらゆる時計の中でも汎用性がピカイチ。
本記事ではダイバーズウォッチとしての機能性はもちろん、普段のカジュアルファッションやスーツスタイルにも合うモデルを中心に、王道ブランドからコアで人と被りにくいものまで、ダイバーズを徹底紹介していきます。
購入前にチェックしておきたい、ダイバーズウォッチの注意点とは!?
ダイバーズウォッチ(防水時計)を購入する前にまず気を付けたいのが、その性能や表記に対する誤解です。
○○m防水、○○気圧防水など、時計店やブランドによって防水の表記の仕方が違うんです。
例えばダイビングすることを考えた場合、水圧は水深10mごとに1気圧上がっていきます。そうするとこの場合、100m防水と10気圧防水は同じと考えてしまいそうですが、実は違います。
「10気圧防水」というのは、あくまで「10気圧に耐えられる」というだけで、使用は想定していないのです。壊れないけど時計内部の機構の劣化などが早まったり、最悪正常に動作しなくなることもあり得るんです。一方「100m防水」はその環境下での使用を想定しているという意味になり、より頑丈な作りになっています。
つまり、海に潜ることや、耐水性能を重視して時計を選ぶ場合、「○○気圧」ではなく、「○○m防水」の基準で時計を選ぶべき、という事になります。
そもそもダイバーズウォッチの仕様や定義とは?
ダイバーズウォッチの基準は国際規格で100メートル以上の潜水が可能で、その1.25倍の水圧に耐えられるものと規定されています。また、100m~200mの防水性を1種(空気ボンベを使った潜水)、200m~1000mの防水性を2種(ヘリウムガスなどを用いた深海潜水)と呼んでいます。
対して日本規格では5気圧防水から20気圧防水を日常生活強化防水(空気ボンベを使わない潜水)と呼んでいます。
ダイバーズウォッチとして長く愛用したい場合、部品の劣化による防水性能の低下もありえるため、ガシガシ気にせず使うなら、200m以上の防水時計がおすすめ。本格的なダイバーズウォッチを探すなら300m防水を基本に検討するのがいいかと思います。500m以上になると海底のサルベージ作業や飽和潜潜水士でも利用できるレベルになり、基本的に高額な時計が多くなります。
ダイバーズウォッチの部品名称や基礎知識
ここではダイバーズウォッチとして定番のシチズン プロマスターアクアランドを例に解説していきます。
ダイバーズウォッチが他の時計と大きく異なる部分としては「回転ベゼル」が挙げられます。時計のケース周囲の縁の部分を「ベゼル」と呼びますが、ダイバーズの場合これが回転できるようになっています。ちょうど上の時計でも12時の部分に「▽」のマークがあるかと思いますが、これを海に潜った時に長針に合わせることで、潜ってからどれくらいの時間が経過したかがわかるようになっています。
本格ダイバーズモデルの場合、このほかにも画像のように水深や最大深度が目視出来たり、水に入ると同時に計測を開始する「水感知センサー」などがついています。
しかしダイバーズウォッチでもこのように高機能なモデルは少なく、何故なら実際のダイビングは減圧時間や潜水可能時間を自動で計算してくれるダイビングコンピューターを使うのが一般的だからです。
このページをご覧になっている方も、ほとんどはダイビング向けの時計ではなく、あくまでファッションとしてダイバーズウォッチをお探しではないでしょうか。
ダイバーズウォッチの人気&おすすめモデル23選
ここからはダイバーズウォッチのおすすめブランド&モデルをご紹介しています。
BULOVA(ブローバ) シーキングリミテッド
NIXON(ニクソン)やTIMEX(タイメックス)と並び、北米を中心に人気が高いのがブローバ社です。比較的リーズナブルな価格と、立体感やボリューム感のある武骨なデザインが人気です。
こちらの「シーキングリミテッド」は低価格ながら300mの耐水性、逆回転防止ベゼルなどを採用。このほかにも「アキュトロン」、「プレシジョニスト」といったダイバーズモデルも展開しています。
ハイグレードなステンレススチール素材で耐久性にも定評があります。
参考価格:3万円~7万円
SEIKO(セイコー) プロスペックス ダイバースキューバ
日本国内のみならず海外でもその品質が高い評価を受けているSEIKO(セイコー)は、本格機能が備わったプロスペックシリーズの中に最高峰の「マリーンマスタープロフェッショナル」と、日常使いしやすい「ダイバースキューバ」の2ラインがダイバーズウォッチとして展開されています。
こちらはリーズナブルな「ダイバースキューバ」。エントリーモデルと言っても200mの防水性能や逆回転防止ベゼルなど機能面は申し分もないので、ぜひ検討してみてください。
参考価格:4万円~
CASIO(カシオ) G-SHOCK フロッグマン
もともと高い耐久性や防水性能、様々な機能を備えるG-SHOCK(ジーショック)の中でもダイバーズウォッチとして水中での使用が想定されているのがこちらの「フロッグマン」というモデル。
水深を10cm単位で計測する「水深計」や、ISO規格200m潜水用の防水機能を搭載。通常のダイビングで訪れることはほとんどない水深80mでの各種機能や操作が可能なほか、満潮・干潮のタイミングを知るのに最適な「タイドグラフ、ムーンデータ」、「磁気センサー」、「温度センサー」といった機能も備えているのはさすがG-SHOCK!
参考価格:6万円~
GANT(ガント) パシフィック
1941年に創業したアメリカのスポーツウェアブランド。ここ数年で時計製造にも参入し、スポーツウェアブランドならではの機能性を重視した商品ラインナップを展開中。
ダイバーズモデルである「パシフィック」は一流ブランドでも数少ない、驚異の1,000m防水を実現。ヘリウムガスの排出バルブ搭載機能など、深海まで共に冒険できるタフウォッチ(なかなかスペックを使い切る使い方ができる人はいないでしょうが)。
文字盤の美しいブルーの色合いも海にベストマッチ。
NIXON(ニクソン) ザ・ディセンダー
アメリカを代表するライフスタイルブランド、NIXON(ニクソン)の高い防水性能を誇るダイビングモデルが「ザ・ディセンダー」シリーズ。モダンなデザインは手元に彩を与えてくれそう。
水深300mまでに対応し、ダイビングや水辺のレジャーに重宝するモデル。
参考価格:¥63,720
CITIZEN(シチズン) プロマスター アクアランド
国内を代表する時計メーカー、シチズンのダイビングウォッチ主力モデルとなる、200m防水の高機能ウォッチ。
エコドライブ機能のほか、水深計や逆回転防止ベゼルを搭載。モノトーンなカラーリングとカラフルな長針・短針のコントラストがファッション性も高いモデル。
参考価格:¥ 70,200
VICTORINOX(ビクトリノックス) イノックス プロフェッショナル ダイバー
スイスに本拠地を置き、アーミーナイフの納入業者として知られている世界的ナイフブランド。
近年展開している時計コレクションは常識を逸脱するほどのタフウォッチと定評があり、戦車に踏ませて耐久性をテストするなどその大胆なプロモーションや耐久性が注目を浴びています。
このモデルは『氷の中に閉じ込められても、成層圏の上層や炎の中でも、どのような環境にも適応します。』とメーカーが謳う渾身の一作で、カウントアップ機能付きの逆回転防止ベゼルを搭載。200m防水の機能に加え、シンプルなデザインなのでオンオフ問わず使える魅力があります。
参考価格:¥ 92,880
LONGGINES(ロンジン) ハイドロ コンクェスト
1832年にスイスで創業した伝統と歴史ある時計ブランドLONGGINES(ロンジン)。有名時計メーカーに比べると知名度はやや劣るものの、第一回オリンピック公式時計やリンドバーグの大西洋横断飛行など重要な世界的イベントで時を刻んできた信頼感はオメガやロレックス、タグホイヤーなどの有名ブランドにも引けを取らない。
オンオフ問わず使えるシンプルなデザインも秀逸で、こちらは300m防水。
参考価格:¥ 157,680
GUCCI(グッチ) グッチダイブ
アパレルブランドや革製品としてのイメージが強いGUCCI(グッチ)ですが、実はファッションブランドの中では最もダイバーズウォッチに力を入れているブランドです。
写真の通り洗練されたデザインはオンオフ問わずマッチし、安心の200m防水に逆回転防止ベゼルを搭載するなど本格派。オフ向けの奇抜なデザインもあったりするので、公式サイトからぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
参考価格:13万円~
BALL WATCH(ボールウォッチ) エンジニアハイドロカーボン ディープクエスト
BALL WATCH(ボールウォッチ)はアメリカの鉄道黎明時代を支えたウェブ・C.ボールが1891年に創業した時計ブランド。現在アメリカにおいて最も地位が確立した時計ブランドのひとつ。
このブランドが有名なのは、蓄光や電池なしで10年間自然発光する独自技術「マイクロ・ガスライト」を開発したその技術力。ダイバーズにもその技術はいかんなく発揮され、「ディープクエスト」はその名の通り、なんと3,000mの防水性能があり、ロレックスのシードゥエラーに次ぐ最強レベルのダイバーズウォッチです。
このモデルのほかにも300m前後の防水性能のある時計が数多くラインナップされています。
参考価格:¥370,000円 + 税
TAG Heuer(タグ ホイヤー) アクアレーサー
0コンマ1秒の誤差も許されない数々のスポーツ公式大会で計時を務めてきた世界的ブランドTAG Heuer(タグ ホイヤー)。そのデザイン性やブランドの持つ世界観に魅了される方は多いですよね。
こちらの「アクアレーサー」は300mの防水性能を持つ同ブランドの主力ダイバーズウォッチ。ケースの大きさやバンドの素材、内部機構によって価格帯が分かれて展開されています。
参考価格:16万円~40万円
OMEGA(オメガ) シーマスター ダイバー300M コーアクシャル
OMEGA(オメガ)の時計の中でも最も人気モデルの一つがこちらのダイバーズウォッチ、「シーマスター ダイバー 300M」シリーズ。映画「007」のジェームスボンドがよく身に着けていることでも知られる時計です。
波打つような高低のあるベゼルの形状、クラシックで普遍的なデザインが特徴。クロノグラフモデルもあります。防水性能は300M。
参考価格:475,200円
Bell&Ross(ベル&ロス) マリン クロノグラフBR02-94
1992年と時計メーカーとしては比較的若いフランスの時計ブランド。1940年代の軍用時計のスタイルを継承したデザインが人気を呼び、現在はNATO軍の戦闘機パイロットや宇宙飛行士も愛用。
四角いケースが特徴のこのブランドから初めてダイバーズが登場したのは2016年。ダイビングや減圧の時間を複数人分同時に同時に図ることができ、減圧バルブやスクリューインプッシュボタンにより防水性性能は500mを獲得。スチール、カーボン、ゴールド&カーボン製の3モデル。
参考価格:77万円