嫉妬の本質は??
嫉妬(しっと)。男女関係でいえば、いわゆる「ヤキモチ」ですね。
嬉しい面もありますが、パートナーに毎回アレコレ言われたり、心配されていると、結構面倒に感じてしまいますよね。必要以上の束縛に繋がる場合もあります。
嫉妬は、異性だけでなく同性でも起こりうるものです。本質的には「自分のプライドが傷つけられること」によって起こる感情であるとも言われています。
「上司や仲間に褒められたり、好かれているアイツ。イライラ…」なんて感情は、「自分は評価されていない」と考えている裏返しでもあるのです。
また、男女関係に関わらず、嫉妬は必ずしも悪いものでもありません。向上心や自分を振り返るために必要なことでもあります。
それでは、具体的な見分け方を説明していきましょう。
物事の原因を他人に見出す人
例えば、悪い物事の原因が、自分ではないと思い込む傾向が強い人。
自分がうまくいかないことや、嫌だったことの原因について、自分以外の何かを批判したり、引き合いに出す人は、嫉妬心を抱き攻撃してきたりします。
例えば忙しくて会えない日が続いたとき「他に恋人や気になる人がいるに違いない!」などと想像力を働かせてしまう場合が該当します。
噂話が好きな人
「あの人はああで、あの人は…」なんて、噂話が好きな方。
良いことを周囲に話すのなら良いのですが、ネガティブな他人の話が好きな人は多いものです。
大体、その場の優越感に浸りたいという考えであったりしますし、またその優越感に浸ることで、プライドを保ちたい思いが強い傾向が表出している状態といえます。
このタイプの方は、周囲に対する態度とは裏腹に、自己評価が低い人が多く、自分を卑下したり、褒められることを求めている傾向が強いため、少し厄介です。
財産・名誉・ブランドにこだわる人
出典:AMAZON
一流であること、もしくは一流のものを追い求めたり、身に着けたりすることはとても良いことです。
ただ、他人の財産や名誉などの価値だけに気を取られてしまうと、自己評価がなかなか高まらなかったり、不要な競争心が生まれやすくなります。
つまり、嫉妬心も増大していくのです。
自分の主張がない人
他人に合わせたり同調する人は、一見、穏やかで優しい性格であると思うかも知れません。
しかし、付き合いたて、出会いたてでもないのに、こういった傾向が強い人は、集団の輪や仲間意識、何より一緒にいることを過度に重要視する傾向があるため、予定をキャンセルされたり、イベントに誘われなかったりすると、たちまち不機嫌になり、嫉妬心が増幅してしまいます。
ただ、相手にそれを言えない場合も多いです。
いかがでしょうか。
言わずもがな、女性だけでなく男性にも当てはまります。嫉妬は、必ずしも悪いことではありませんが、今回は少しネガティブに振れる例をご紹介しました。自分に自信がない人、他人と比較する傾向が強い人はあてはまる可能性があります。
注意深く相手のことを観察して、自分に会ったパートナーと付き合いたいですね。