未成年でも投資の勉強を!
未成年者(含む0歳児)でも株式投資を行うことの出来る証券会社があるのをご存じでしょうか。
未成年用の証券会社の口座を「未成年口座」と言います。
ただし、未成年でも既婚者であれば成年扱いとなります。
既婚者は「一般的な総合口座」を利用できるので、どこの証券会社でも利用できます。
どちらにせよ、早いうちから投資を身に付ける事は素晴らしい事だと思います。
未成年でも口座開設可能な証券会社
現物取引など親権者の責任において取引が可能です。
リスクが高い信用取引やFXなどは取引できません。年齢制限はありませんが、取引における責任は親権者と未成年者にあります。
マネックス証券は、子供が登校時でも自動的に株式投資の取引が行われる「自動売買ツール」が充実しています。
株の初心者の質問に対する回答が丁寧です。
IPO(新規公開株)の応募も可能で、資金に余裕がなくても当選しやすい完全公平抽選を採用しています。
満15歳未満の場合、親権者が未成年者の財産を管理することを目的として、未成年者に代わり取引をすることが可能です。
SBI証券は、取引手数料が業界で最安値であることが、おすすめの理由です。
夜間取引が可能で、学校から帰宅したらいつでも取引できます。
松井証券は、1日の約定代金が10万円までは取引手数料が無料です。
未成年者は資金が限られていますから都合がいいでしょう。2014年7月より未成年口座の手数料が無料です。
▼松井証券
未成年口座での資産の取引は親権者の責任において管理されます。
未成年の口座開設までの流れ
未成年口座を開設するには、下記の書類の提出と手続きをしなければなりません。
▼親権者の同意書
各証券会社に資料請求を行うと、同封されてきます。内容は、未成年者が成人になるまでに、親権者が代理で取引を行うことへの同意となります。
▼親権者の本人確認書類
未成年者と親権者の続柄が分かる書類(住民票または母子健康手帳)
▼親権者も同じ証券会社の口座を開設
注意点など
もし、親御様の判断でお金を与え、子供に投資をさせる場合には注意点があります。
生前贈与です。親や祖父母が生前に110万円を超える入金を行うと「贈与税」の対象となることがあります。
未成年口座は、学生から乳幼児まで開設することが可能です。
子供の将来の資産形成のために口座を開設したり、株主優待やIPOの抽選のためという使い方もあります。
ご参考になれば幸いです。