魚料理だけじゃない築地場内市場の魅力
築地は市場をはじめとした業務施設を場内、その外を場外と呼びます。今回ご紹介のお店はすべて場内です。
お店によって朝4時、5時、6時~など営業時間は様々。品切れ次第お店を閉めたり、午前中のうちに閉まってしまうところもあるので必ず確認してから訪れましょう!また、日曜祝日はお休み。水曜日もまれに閉まっていることも。こちらも要確認です。
八千代
メディアでも大絶賛!絶品アジフライ定食
様々なメディアで取り上げられたフライ料理の名店。写真はアジ・エビ・ホタテのフライ定食で1400円。特にアジフライは各メディアで絶賛されています。衣の加減が絶妙なのと、新鮮だからこその若干レア気味の揚げ加減が超絶おいしい。チャーシューエッグも名物でおすすめ。
寿司大
築地市場NO.1の名店
数多くの寿司好きをうならせる名店中の名店。お値段4000円と一見高価ながら、最高級のおすすめネタ10貫+お好み1貫に玉子がついてくるので逆に超破格とも言える。値段を考慮すれば全国各地の名店を差し置いてこのお店が一番だという声も少なくない。
早朝ながら2時間、3時間待ちもありえますが、パンケーキやスイーツのお店よりも断然並ぶ価値がありますので、ぜひ。
中栄
500円で食べられる本格印度カレー
本格印度カレーが500円で食べられるという人気のお店。ルーは2日間かけて作るというコダワリも大きな魅力。いくつかメニューがありますがどれもリーズナブルです。2度目、3度目の築地朝食にいかがでしょうか。
やじ満
新鮮カキの絶品塩ラーメン
読み方はやじ満(ま)。中華料理店です。おすすめは10月~3月までの期間限定のカキラーメン。ソテーされた絶品のカキがゴロっと入った贅沢な一品で、とても濃厚な風味が口いっぱいに広がります。市場の方でも全国各地のカキが売られていますので、新鮮さとおいしさは抜群。これでお値段850円なのでとてもリーズナブルです。
豊ちゃん
道場六三郎氏絶賛のカツカレー/オムハヤシ発祥の店
オムハヤシ発祥のお店で、洋食の種類がとても豊富。料理の鉄人:道場六三郎氏が絶賛したカツカレーなど是非味わってみたい一品ばかり。魚介類のフライがセットになったメニューも豊富なので注文を選ぶのに困ってしまいます…初めての方はやはりカツカレーがおすすめ。
うなぎ米花
大ボリュームの海鮮丼に舌鼓
ご覧の通り大ボリュームの海鮮丼が味わえるお店。エビ、イクラ、アワビ、ブリなどなど…お値段も1500円と、この内容では考えられないクオリティの海鮮丼です。
高はし
有名料理店の店主も通う「あなご丼」
各グルメサイトでの評価も軒並み高いあなご丼がおすすめ。やわらか~いあなごとタレが絶品です。これを食べに来る有名料理店の方も多いとか。曜日限定で「スーパーあなご丼」というメニューもあり、文字通り大ボリュームのあなごが楽しめます。旬の魚介類の仕入れにも定評があり、ここで食べるお刺身などは築地の中でもより一層美味しいと評判のようです。
早朝だから魅力がある。朝食を食べたら市場にも行ってみよう
築地市場と言えば世界最大級の魚市場とも呼ばれる卸売風景も魅力の一つ。全国各地から水揚げされた魚や貝類、なかなかお目にかかることの出来ない魚介類など所狭しと並んだ市場の光景は圧巻。
写真のようなマグロの解体をはじめ、忙しく働く市場関係者の方々、食のプロたちが真剣に品定めする市場独特の雰囲気はすばらしいもの。ご飯を食べに行くだけではもったいないです。日本の水産業界の今を知ることが出来るような貴重な体験、一般客が少ない早朝だからこそ是非雰囲気を味わってみて下さい。
なお、足元が悪いので女性と一緒に訪れる場合はあらかじめ注意しておくこと。通路も狭いので見学が働いている方の邪魔にならないようにも注意したい。
築地散策のポイント
・お店によっては並ぶこともあるので、温かい格好で
・観光施設ではなく市場なので、邪魔にならないよう、配慮を持つこと
・そこらじゅうを行き交うターレにご注意
・平成28年に豊洲に移転予定
・牛丼の吉野家は築地が1号店 ※今でも場内にあります
・場内の位置関係など事前に予習したい方はこちら
是非、おいしい朝ごはんを食べてみて下さい。