バカラって何で高いの?
『ブランド料が高いだけだし100円のコップでいいじゃん!』なんて思っていませんか?
そこには一切妥協を許さない情熱があるのです。
わかりやすく全てを「4つのこだわり」にて紹介します。
バカラとは
1764年フランス東部のバカラ村に、ルイ十五世の認可のもと創設されました。
別名「王者たちのクリスタル」
とも呼ばれ、フランス国内では、今もエリゼ宮(大統領府)の晩餐には必ずバカラグラスが使われます。また、1909年には日本皇室からもオーダーを受けています。
①「素材」へのこだわり
「クリスタルガラス」を使用しています。
クリスタルガラスとは、一般的なガラスであるソーダガラスの成分に、酸化鉛を加えて形成されたものです。酸化鉛添加により、ガラスの透明度、光の反射率、屈折率が高まり、その比重が大きくなる程、打音が澄んで余音をもちます。
~クリスタルの定義~
光の屈折率が1.545以上のガラスを指すもの
酸化鉛の含有率が、ガラス全体の24%以上のもの
ですがその点、バカラは酸化鉛の含有率が30%もの割合を占めているのです。
日本の誇る「カガミクリスタル」でさえ24%以上としか表記していません。
②「技術」へのこだわり
『それなら、鉛が多く含まれていれば良いガラスなのでは?』
と思いがちですがそれは違います。全体的な化学組成の調整が重要であり、高度な製造技術が必要になります。
バカラ社には、約250年もの歴史をもつ高度な技術(カットの技術一つにしても数千種類あり光と反射を緻密に計算されています)があり、
フランスのM.O.F(国家最優秀職人)を50人以上
も輩出しているほどです。日本でいう「人間国宝」に相当する名誉です。
③「製造」へのこだわり
安い物は機械でつくりますが、バカラは、ガラスを吹く、エングレービング、カット迄全て手作業です。
1つ作るのに、金細があるものだと20日以上、そして十数名の職人の手を経由するそうです。
また職人が一人前になるまでには十数年以上の修行が必要です。
(余談ですが、バカラのコレクションでも、ツアーやコンテシリーズは作れる人が数人しかいないそうです!)
④ 「完璧」へのこだわり
完成に至るまでには50~60の過程があり、厳しいチェック(針の先ほどの気泡や傷も許さない)が行われ多くの製品が排除される為、消費者の手に渡るのは6割程です。
残りは、品質基準の高さ故に破棄されてしまうのです。
まとめ
バカラは
・素材
・技術
・製造
・完璧
へのこだわりにより価値を創造しています。
むしろこれだけのこだわりなら逆に安いのでは、、とさえ感じてしまいます。
以下、用途別・おススメ4品です
【エトナ】/タンブラー
¥ 15,800
【ベルーガ】/ハイボール
¥ 16,260
【ベガ】/ ワイン
¥ 12,800
【ドンペリニヨン】/シャンパン
¥ 23,000
これを機にバカラを購入しぜひワンランク上の自分を演出してみては!