ファッション好きの注目株&海外でも高い評価を受けるブランド18選
国内ブランドながら海外でのコレクション発表やブティックでの商品展開を行う注目株。服好きの間では知名度が高く、定番とも言えるブランド。他のブランドより価格が高いものが多い。
kolor(カラー)
文化服装学院を卒業した阿部潤一が2004年にスタートしたファッションブランド。
異素材の組み合わせやブロックカラー、パイピングなど、「素材と色遣い」に定評があり、世界でも高い評価を受ける。
現在はパリでコレクションを展開中。
FACETASM(ファセッタズム)
コム デ ギャルソン、ZUCCa、アンダーカバーなど国内を代表するファッションブランドに素材を提供する会社「ギルドワーク」に勤めたのち独立した落合宏理によるブランド。
ビッグシルエットやマルチカラー遣いなど、目下大注目のストリートウェアとして話題に挙がることも多い。アイテムはやや着こなしの難易度が高いものが多い。
ANREALAGE(アンリアレイジ)
2003年にデザイナー森永邦彦が設立。ブランド名はA REAL-日常、UN REAL-非日常、AGE-時代 という意味。
サイズが変わる洋服、細かすぎるパッチワーク、スポットライトで照らされたようなデザインなど、コレクションのたびに斬新なテーマを打ち出すことで飛躍的な知名度を獲得。難しいテーマ性を持ったものが多いものの、ウェア自体は着こなしやすく1枚取り入れる事でコーディネートのスパイスになりそうなものばかり。デザイナーは2014年に「情熱大陸」にも出演しているので、チェックしてみるのも面白いかも。
sulvam(サルバム)
YOHJI YAMAMOTOでパタンナーを務めてきた藤田 哲平が2014年から展開しているブランド。
モノトーンカラーを基調とし、着崩すようなテーラードウェアやメンズでもデニムスカートを展開するなど、自由な発想でリリースされるモードウェアに注目が集まる。デザイナーは「TOKYO FASHION AWARD 2015」も受賞し、新鋭として今後の益々の活躍が期待されているところ。
UNUSED(アンユーズド)
ハイブランドのような着心地と機能美、ストリートブランドのようなデザインが特徴の2004年設立のブランド。
個性的でありながらも自然とコーディネートに溶け込むようなバランスのいいアイテムに定評あり。メンズとウィメンズで同じデザインのアイテムを展開しているため、サイズ選びの自由も効きやすい。
bukht(ブフト)
ブランド名は「中東の良質なラクダ」を意味し、どのような環境下に置かれても馴染むモノ、邪魔にならないモノ創りを信条とする2012年スタートのブランド。
複雑なパッチワークやモダンにアレンジされたシンプルなクラシックウェアまで、そのクオリティの高さに大きな注目が集まっているブランド。
その他の注目ドメスティックブランド
visvim (ビズビム)、CHRISTIAN DADA(クリスチャンダダ)、yoshio kubo(ヨシオ クボ)、08circus(ゼロエイトサーカス)、GANRYU(ガンリュウ)、TOGA VIRILIS(トーガ ヴィリリース)、TROVE(トローヴ)、kiminori morishita(キミノリ・モリシタ)、C.E(シーイー)、DIGAWEL(ディガウェル)、URU(ウル)、ANGLASAD(アングラサッド)、KUON(クオン)
ハイファッション系
日本を代表するハイファッション系ブランド。独創的なデザインや見たこともないような素材感がファッションオタクから強い支持を受ける。
価格はかなり高め。
Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)
1972年に設立された国内ブランドの代表格。80年代に「黒の衝撃」と言われる全身黒のスタイルでヨーロッパのファッションに旋風を巻き起こしたのを始め、男性服と女性服の垣根を取り払うようなジェンダーレスなスタイルをいち早く取り入れるなど、常に世界のファッション界をリードしてきた存在。最近はアディダスとの協業であるY3やNew Eraとのコラボ、アクセサリーブランド、ディフュージョンライン、ハイエンドなスポーツウェアなどより多角的に展開中。
ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)
1971年にニューヨークでコレクションをスタートさせた歴史あるドメスティックブランド。一枚の布で身体を包み込む洋服の原点とも言えるスタイルが世界で評判となり、その後もコンパクトで皺を気にせず着用できるプリーツ・プリーズなどファッション界に新しい提案を与え続けてきたことが今日まで評価されている。創立者の三宅一生は文化勲章を始め国内外で様々な賞を獲得。現在は様々なデザイナーが携わり時計・香水・バッグなど様々な派生ラインや商品を展開中。ちなみにスティーブジョブズのタートルネックもISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)のもの。
sacai(サカイ)
1999年に元コムデギャルソンの女性デザイナー・阿部千登勢が設立したファッションブランド。元々はニットブランドとして少数のコレクションからスタートし、細部に渡るデザインへの配慮と徹底した品質管理(商品に不具合があると自己負担で回収するなど)が話題を呼び、人気を拡大。2009年からメンズをスタートし、モンクレールとのコラボレーションも行うなど世界規模で支持を獲得。ハイクラス層の中でもファッションに特に拘りのある人たちから絶大な支持を受けています。
その他のハイファションブランド
COMME des GARCONS HOMME PLUS(コム・デ・ギャルソン・オム・プリュス)、JULIUS(ユリウス)、COMME des GARÇONS JUNYA WATANABE MAN(コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン)
機能的・アウトドア系11選
フェスファッション人気の拡大やファッションに実用性を求める人が増えたことを背景に存在感を増す、機能的かつファッション性にも優れたブランド。
White Mountaineering (ホワイトマウンテニアリング)
「服を着るフィールドは全てアウトドア」という言葉でも有名な相澤陽介による2006年スタートのブランド。
アウトドアウェアの機能性に現代的なデザインを加えたことで評判となり、モンクレールやアディダス、アグ、セイコー、ポーターなど様々なブランドともコラボレーション。ベーシックなロゴものや総柄のアイテムが多い。デザイナーズブランドながらそれほど高額ではないのも特徴。
MINOTAUR(ミノトール)
機能・タフさ・着心地などのクオリティー向上のために縫製や素材選びから再構築し、ベーシックながら唯一無二の個性あふれるプロダクトを生み出す日本のファッションブランド。一見ベーシックながら品質の高さを充分に感じられる。
ウォータープルーフハンティングジャケット ¥ 55,000 スムースコットンT ¥ 9,500
Snow Peak(スノーピーク)
前身となる山井幸雄商店が1958年に新潟県三条市で創業し、商社として活動したのちオリジナルブランドを展開するメーカーへビジネスモデルを変革。
“home⇔tent”をコンセプトに、「自然志向のライフスタイル」を提案するアパレルラインを展開し、機能的でありながらタウンユースにもマッチする、シンプルなデザインのウェアをリリース。ノースフェイスやアークテリクス、パタゴニアなど本格スペックのウェアとは異なり、あくまで「都会のスタイルが中心」のアウトドアウェアであることが特徴。機能的であると同時に動きやすさや洗練性を重視している。
3レイヤーライトシェルトレンチ ¥39,000
nanamica(ナナミカ)
「日常の中で付き合えるアウトドア・ウェア」がテーマの、セレクトショップから始まったオリジナルブランド。デザインはあくまでクリーンかつベーシックで街着にも最適ながら、雨や風などの気候や環境の変化、レジャーにも対応しうる機能性や耐久性を持っています。
meanswhile(ミーンズワイル)
「身体に最も近い道具」をコンセプトに、デザインだけでなく、パターン、縫製など細部にまでこだわった大人のカジュアルウェアをリリースする2014年スタートの注目ブランド。洋服に気張らないオシャレさと機能性が欲しい人は要チェック。
その他の機能系&アウトドア系ドメスティックブランド
KAPTAIN SUNSHINE(キャプテン サンシャイン)、and wander(アンドワンダー)、Y-3(ワイスリー)、Mt RAINIER DESIGN(マウントレイニアデザイン)、Rocky Mountain Featherbed(ロッキーマウンテンフェザーベッド)、NATAL DESIGN(ネイタルデザイン)、MOFM(マンオブムーズ)