スーツの着こなしポイントをチェック!
スーツを着こなすうえでのNG項目やチェックしておきたいポイントをご紹介。すぐにチェックしてみましょう!
前ボタンをすべて留めない
スーツは本来、前ボタンをすべて留めることを想定して作られていません。
2つボタン、3つボタン、4つボタンに関わらず、すべてのスーツに共通しています。
シルエットも崩れますし、垢抜けない印象や堅苦しい印象も与えます。
ルールとしては、一番下のボタンは留めないでおきましょう。
フラップポケットの処理
フラップポケットはスーツの腰回りにあるポケットのこと。
これは現代のスーツにおいてはあくまで飾りで、何かモノを入れるとスーツが型崩れするのでNG。
また、このポケットはスーツ内部に雨やチリが入らないように上部に蓋がついているのです。
・外出中→蓋はそのまま
・室内→蓋はポケットに入れる
のが本来のルール。
シャツの袖が短すぎ、長すぎ
シャツの袖は、スーツから1.5センチ出るのが黄金比率。
それ以上袖が出るものは長すぎ、出ないものは短すぎ、不格好な印象を与えます。
スーツの色
真っ黒なスーツは基本的にNGとされています。
現在はそこまで気を遣う人は減っているかも知れませんが、冠婚葬祭用のフォーマルなものであるという認識があります。
特に営業には不向きで、お葬式のように見えなくもありません。
濃い色のネイビーかグレーが無難です。
ストライプは明るくなければOK。
上着の丈
上着の丈は、お尻の半分が隠れるくらいが理想的なバランスとされています。ショート丈すぎるのも不自然ですが、長すぎるのはかなり不格好ですので、確認しておきましょう。
パンツの裾
スーツのズボンの裾をクッションさせる履き方が一時期流行しました。海外のモードブランドの影響だと思います。
しかし、現在では過去の遺物という扱いのようです。
くるぶしまでか、シューズにギリギリつかないくらいの丈がもっとも綺麗に見えます。
また、裾幅も細めが理想。スッキリと見えるように、裾が太いズボンはお直し屋に持っていくのもありです。
2,3千円くらいだと思うので、それで見た目がよくなれば高くないでしょう。
シャツからインナーが見えている
かなり残念なので気をつけましょう。この他にも、VネックやUネックを着て、白シャツの下からシルエットまでわるわかりの場合もあります。
ベージュのインナーは肌と同化して透けないので、必ず買っておきましょう。
ネクタイの長さがおかしい
ネクタイの長さの理想は、ベルトに少しかかる程度です。
チャックまで伸びていたり、ベルトよりかなり高い位置にネクタイの先端が来るとそれだけでかなり残念な見た目になります。気をつけましょう。
また、ネクタイの後ろの小剣が裏から出ているのも不格好です。
ネクタイにディンプルをつける
ネクタイはディンプル(くぼみ)がある方が立体感があり、洗練されて見えます。
結ぶ時、最後に指を間に挟みながら仕上げましょう。
▼ディンプルの作り方動画はこちら
参考になれば幸いです。