加賀温泉郷と福井県(東尋坊)へ
レディーカガで有名な加賀温泉郷。
別名加賀四湯とも呼ばれる、金沢観光とセットで行きたい温泉の総称です。
多くの歌人、文化人などが訪れた歴史ある名湯として有名。
粟津温泉か片山津温泉が金沢から最も行きやすい位置にあります。
今回は山中温泉と片山津温泉へ向かいました。
▼粟津温泉
開湯1300年という非常に長い歴史を持つ温泉地。肌に優しい「美肌の湯」とも言われている。
▼片山津温泉
4つの湯の中では一番歴史が浅く、明治初期に出来た場所。湖畔に佇む趣ある温泉街です。
湖を望む露天風呂が素晴らしいこちらの佳水郷に宿泊。非常に素晴らしいホテルですが、アパグループなので料金が安いです。
じゃらんで1名7千円台。1日に2回、夜と朝で異なる露天風呂が楽しめます。
こちらはアートミュージアムではなく、総湯という温泉施設。雄大な白山連峰と湖畔を見ながら贅沢な時間を過ごすことが出来ます。
中にはカフェもあるのでカップルでも嬉しい。
設計はニューヨーク近代美術館も担当した谷口吉生氏。
お風呂×アートですね。
・居酒屋
安平 和・洋80種類以上のメニューに、貴重な地酒なども豊富に揃った片山津温泉人気の居酒屋。
ホテルの人におすすめされて訪れました。女将さんも気さくだったので1時間近く話し込むことに(笑)
加賀四湯の中では最も新しい片山津温泉ですが、比較的閑散としていたのが印象的でした。
山代、山中温泉に行く人が多いようです。穴場じゃないでしょうか。
▼山代温泉
北陸3県でも最大級の温泉街の一つ。4つの温泉街の中心に位置しています。
こちらも1300年以上の歴史があり、北大路魯山人や与謝野晶子など多くの文化人も訪れていたそう。
こちらは明治時代の総湯を復元した「古総湯」。
▼山中温泉
蓮如や松尾芭蕉など多くの著名人が滞在。鶴仙渓と呼ばれる景勝地もあり、温泉客の散策地として人気があります。
温泉+渓谷の緑や流れを楽しめる癒しのスポット。
上の写真は、大自然の渓流を見ながらお茶や甘味を楽しめるお店。レシピはあの道場六三郎氏監修。
メニューは「川床ロール」と「冷製抹茶しるこ」。川床ロールの方がおすすめですかね。
席料とセットで600円。優雅な川床のひと時が味わえます。
ロケーションが最高すぎるので、是非おすすめしたい。
加賀四湯について詳しくはこちらのサイトをご覧ください↓
福井県・東尋坊と永平寺へ
3日目は加賀温泉郷から西に向かい、福井の東尋坊と永平寺へ向かいます。
この2つしか福井には名所がない!と前日居酒屋のおばちゃんから聞いていたためです。
あとは夏場は水晶浜もいいでしょう。
東尋坊
加賀温泉郷から車で2時間半ほどで東尋坊へ行くことが出来ます。
電車とバスの場合は1時間半ほどでしょうか。
東尋坊は全国的に有名な景勝地であり、自殺の名所でもあるというちょっとコワイところ。
岬ではなく、崖です。日本海の雄大な海を崖から眺めることが出来るのです。
国の天然記念物に指定されています。
そして、柵は一切なし。この写真のすべて、区切られていないのでどこまでもフリーです。
勝手に入るんじゃなくて、観光地なので目の前にお土産物も売っていますし、入り口から普通に入れるんですよ。
たぶん、自殺の名所とも言われていますが誤って落ちた人もいるのでは、、とにかく高く、不思議な引力を感じます。
海に吸い寄せられるような…苦手な人は手も足も汗でビッチャビチャになるかと。
ここでも海鮮メニューやレストランが充実しているので、お昼頃行くのが一番いいでしょうか。
ちなみに東尋坊近くのフェリーや車で行ける「雄島」は不穏な都市伝説がありますので、興味がある方は是非。
〒913-0063 福井県坂井市三国町安島
▼電車・バスのアクセス
①えちぜん鉄道 三国駅または三国港駅から京福バス「東尋坊」行きで15分 – 20分、終点下車、徒歩すぐ
②北陸本線 芦原温泉駅から京福バスで「東尋坊」下車、徒歩すぐ
永平寺
東尋坊から更に1時間ほど車を走らせると永平寺があります。曹洞宗の大本山のひとつでかなり巨大な寺院。
京都でもこのレベルの大きさはあるのでしょうか?
▼アクセス
①えちぜん鉄道勝山永平寺線永平寺口駅から京福バス「永平寺」行乗車、終点下車
②北陸本線福井駅から京福バス「永平寺門前」行乗車、終点下車
③山中温泉から直通バス「永平寺おでかけ号」(全便予約制)
これで旅の全日程は終了です。
福井からは京都、名古屋までそれぞれ車で約2時間半、電車では1時間半程度です。
時間のある人は更に旅を続けてもいいですね。
それでは。