チアシードとは?
現在、世界中で広がりを見せるダイエット食「チアシード」をご存知でしょうか。
アメリカで大ブレイクし、昨年から本格的に日本に上陸、抜群の栄養素に加え様々なダイエット効果のあるスーパーフードです。
チアシードとは、南米原産のシソ科の植物チアの種のこと。人間が生きていくためのすべての栄養素が入っているとされ、奇跡の食材とも言われています。
ゴマより更に小さい2ミリほどの大きさで、白黒のごま塩のような見た目をしています。
水に浸すとゼリー状になり膨らむ
チアシードは水分を含むとゼリー状になり膨らみ、タピオカのような食感になります。
この膨らみによるボリューム感が満腹感をもたらし、数々の栄養素とともにダイエットに効果的だと言われています。
ゼリー状にするには10分~30分程度、好みの状態にするまで1時間ほど放置する方もいます。
ダイエットに効果的な理由
チアシードがダイエットに効果的な理由はいくつかあります。
満腹感が得られる
お腹の中でも膨らむため、食事の30分~1時間前に摂取すると食事の量を制限する事が出来ます。
コップ一杯程度のジュースに大さじ1杯チアシードを加えるだけである程度の満腹感を得ることが出来ます。
食物繊維が豊富
大さじ一杯で約4.1gの食物繊維を含んでいます。これは玄米の8倍、大豆の約2倍、食物繊維の多い代表的な食材のごぼうにも匹敵するほどです。
また、種をそのまま摂取するだけで栄養素がきちんと吸収でき、調理の手間などがかからないのも嬉しいですね。
しかも、グルコマンナンという、消化しない食物繊維のため、そのまま便として他のものとともに体外へ排出してくれます。
便秘解消にも効果的です。
豊富な栄養素
チアシードは体内で生成できない9種類の必須アミノ酸のうち、8種類を含んでいます。植物性のタンパクでこれほどの栄養素を含む食材はないと言われています。
また、オメガ3脂肪酸という肌をみずみずしく保ち、老化の原因となる活性酸素を除去する成分を1日大さじ一杯で必要量摂取できます。
美肌にも貢献してくれるという事です。
チアシードの食べ方
チアシードの摂取の仕方は様々ですが、簡単なものだけご紹介します。
なお、多くても1日3食大さじ一杯程度から始めましょう。摂取しすぎるとお腹がゆるくなります。
※摂取量は商品によって変わるので注意事項を確認すること。
そのまま食べる
ヨーグルトやジュースに振りかけるだけでOK。カレーやパスタ、スープでも何でもOKです。
チアシード自体は無味無臭です。
ジュース
野菜や果物のジュースに入れ、10分~30分ほど待つと膨張しゼリー状になります。
バナナなどとろみのあるジュースの方が美味しく出来ます。
又はお茶や水のペットボトルに入れ軽く振って膨張するまで放置してから飲みましょう。
300ccで大さじ1杯くらいが目安の摂取量です。
好きなジュース×ヨーグルト×チアシードで手軽なスムージーも出来ます。
簡単に摂取でき、便秘解消や食べ過ぎを防げるだけでなく栄養素まで兼ね備えたスーパーフード。
体重増や健康を考えている方、ぜひいかがでしょうか。