とりあえず、何となくでもやってみる?
一見難しそうな株取引でも、証券会社の口座を作れば簡単に出来ちゃいます。手持ちのちょっとしたおこずかいを使ってやるのが原則ですが、2000円、3000円だけでアナタも立派な株主になれますよ。株というのは、将来の業績見通しや現在の会社の業績もありますが、風評や、業界全体の動向、世界の動向など、様々な要素で価格が上下しています。
「あれっ、このニュースであそこの株が上がるかも」なんて、世の中のニュースもなんだが身近なことのように感じられて、楽しいはずです。
株取引のはじめかた
今回この記事で詳しい説明は省きますが、無料で最短1週間ほどで株取引は始められます。詳しくは以下のサイトで
※手数料の安いネット証券の中でも、上記2社かSBI証券がおすすめ。
※スマートフォンがあれば基本的にどこでも取引が出来ます。
キャピタルゲインとインカムゲイン
株で資産を増やす方法は2通りあります。キャピタルゲインとインカムゲインです。
◆キャピタルゲイン
株を買って、それを売ったときに出る利益。5000円で買って、6000円で売れたら1000円の利益です。厳密にはこれに税金と売買の手数料が加わり、利益は700円前後だと思います(30%取られる訳ではなく、株の売買手数料が1回で150円~程度のため)
◆インカムゲイン
株を保有することによる特典です。「配当金」「株主優待」を指します。
・「配当金」 1株ごとに●円という風に企業側で決められ、●円×株数で決定します。
・「株主優待」 その企業のサービスの商品券や割引券、商品を貰えることです。
これらは1年のうち1回、もしくは複数回、企業の定めるタイミングで受け取ることができます。また、持っている株数によってその量は増えていきます。
このインカムゲインを受け取れるタイミングは決まっており、その日に持っていればいいだけなので、この直前に株価は上がります。これはその直前に急に上がるのか、ゆるやかに上がっていくかはそれぞれですが、ほぼ必ず上がります。
そのため、インカムゲインを受け取らず、株を保有することで直前に値上がりしたときに売る投資法や、逆に株主優待目当てでだけ株を保有したりもします。
こういった個人の目的や趣向によって投資方法があるのが株の奥深い所です。
複利の魅力
複利とは、よくマイナスなイメージで耳にするのが、「たった5万円しか借りてないのに借金が20万になった!」というような例です。リボ払いなども同じ。元金が増えれば増えるほど利息の金額が上がり、結局返済額が増える仕組みです。
株の場合は、その複利がプラスに働きます。
例えば…
◆「100万円を、年率10%で運用する」とした場合
1年目:100万×110% 110万円
2年目:110万×110% 121万円
3年目:121万×110% 133万円
4年目:133万×110% 146万円
このように、儲けたお金を再投資することでお金を増やすことで、雪だるま式にお金を増やせるのが株の魅力です。
ポイントは儲かったお金を使わないこと。だからこそ株は貯金を切り崩すのではなく、余剰資金(おこずかい)でやるべきなのです。
ちょっと見にくいですが、こちらはホロンという会社の直近半年間の株価です。10月まで500円前後だった株価が、12月下旬に2000円近くまで上がっています。約2か月で4倍です。つまり100万円投資していれば400万円近くになっていたのです(もちろん適切なタイミングで売らなければなりませんが)
こういったところも株式投資の魅力だと思います。馬券や他のギャンブルは負ければ資金はドブですが、株券は会社がつぶれない限りなくなりません。限りなく投資効率がいいと言えるでしょう。
証券会社が潰れたら?
株を持っている会社が潰れたら資金はパーになってしまいますが、証券会社が潰れても持ち株や口座にいれている資金は100%保障されます。
株は最低購入単位(単元)があります。
株券は、自分の欲しい株数だけ購入できるのではなく、売買の最低単位がそれぞれの会社で決まっています。ですから、株を購入する代金は、「株価×単元数」となります。
お安く購入できる銘柄をご紹介
※2015年1月29日現在の数字です。
◆キムラタン 株価9円 単元1000 最低購入価格:9000円
◆シーマ 株価15円 単元100 最低購入価格:1500円
◆サハダイヤモンド 株価17円 単元100 最低購入価格:1700円
上記の株がおすすめという訳ではありません。単元と、これだけ安く買える銘柄があるという事ですので、あしからず。
株価が安い会社のメリットは、値上がりしたときの上昇率が大きいという所に尽きます。例えは株価20円の会社の株価が2円上がれば22円になり、株価が10%上昇したことになりますよね?100万円が110万円になるわけです。
もちろん、その逆もありえますが、株のいいところは売らなければ損失にはならないところです。
あまった資金で、あまった時間で投資はいかがでしょうか??