デザイナーやアパレルブランドが手掛けることで話題にもなっている、オリンピック選手たちの公式ユニフォーム。
これまで発表されてきたリオ五輪のユニフォームでは、カナダ代表のディースクエアードやフランス代表のラコステ、イタリア代表のエンポリオ・アルマーニにスウェーデンのH&Mなど、錚々たる顔ぶれが並んでいます。
ディースクエアードが手掛けるカナダ代表ユニフォーム
そんな中、意外にもキューバ代表のユニフォームデザインを手掛けることとなったのが、クリスチャン・ルブタン。フランス出身の同名の男性デザイナーによる、1992年に設立された婦人向けの靴ブランド(現在はメンズも展開)で、真っ赤なソールに高いヒールが特徴の、セレブがこぞって愛用する高級靴の代名詞的存在です。
今回の公式ユニフォームデザインにあたっては、クリスチャン・ルブタン本人のほか、元プロハンドボール選手で現在はフランスでオンラインショップを運営しているヘンリー・タイも参加。平等、強さ、愛国心などを表す1902年に採用されたキューバ国旗のデザインが基となっているようです。
キューバ国旗にもあしらわれ、今回公式シューズにも採用された白い星は「独立」を表しています。
クリスチャン・ルブタンデザインのキューバ代表公式ユニフォームは閉会式に披露される予定とのこと。
スポーツとともに各国のユニフォームに注目してみても面白そうです。