革靴の種類 (後編)
タッセルローファー

ローファーの上に革製の紐が付いたのがこのタイプです。
タッセルは写真のように小ぶりのものと、シューズの甲全体をヒゲのように覆う主に2タイプがあります。フォーマルな靴ですが、最近では、スーツに合わせるよりもドレスカジュアルなどで使われることが多いです。
◆ポイント: ローファーの中ではフォーマルなのでスーツでも合いますが、アパレル関係以外で合わせる方は、あまり見かけないかもしれません。
ヴァンプ

全く飾り気がなく、甲の部分からつま先に掛けてシャープに曲がっていくシルエットのローファーをヴァンプシューズと呼びます。
セクシーでどこか野性味あふれる印象があります。ローファーよりも足を包む部分が大きい(高い)のが特徴です。
◆ポイント: スーツではあまり合わせず、カジュアル向きで、着こなしの難易度がやや高めです。
チャッカブーツ

チャッカブーツは、プレーントゥシューズがそのままブーツになったようなデザインのものです。
パンツの裾から自然にスラッと伸びるシルエットが、短靴よりも足を美しく見せてくれる効果があります。
業界にもよりますが、ブラウンのスウェード製チャッカブーツは、ネイビーとグレーのスーツにも抜群に合い、デニムにもフィットするので1足あるととても便利です。スウェードは普通のレザーシューズより雨にも強いので、しっかりとお手入れすれば長く愛用することができます。
構造上、砂ぼこりや塵が靴の中に入りにくいので「デザートブーツ」とも呼ばれます。
◆ポイント: オンでもオフでも、美脚に見える万能靴です。
サイドゴアブーツ

靴のかかと部分がゴムになっていて、脱ぎ履きし易いのがサイドゴアブーツです。
足を入れる時に靴を傷めないよう、後ろのレース部分に指を入れて引っ張りながら履きます。

サイドゴアよりも高さがないタイプは「サイドエラスティックシューズ」と呼ばれる場合もあります。
◆ポイント:カジュアル・ビジネス両面で使える万能靴ですが、ビジネスで使う場合はカジュアル度が高めです。
まとめ
最初に買うなら?
ストレートチップは一足持っておきたいですね。もう一足で、モンクかUチップがおすすめです。
秋冬は?
チャッカブーツかサイドゴアブーツを買い足してみるのはいかがでしょうか。
カジュアルとフォーマルで分けるなら?
- フォーマル: ストレートチップ
- カジュアル: サドル、ローファー、ヴァンプ
- 兼用: プレーントゥ、ホールカット、ウイングチップ、Uチップ、モンク、サイドゴアブーツ、チャッカブーツ
最後までお読みくださり、ありがとうございます。革靴・ビジネスシューズについて、よろしければ以下の記事も参考にしてみてください。



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