1足持っているだけで便利なレインブーツ
雨の日や雪の日に、お気に入りのスニーカーやレザーシューズが汚れるのは辛いですよね。。
レインブーツはほとんどがラバー(ゴム)製なので、ガンガン履いて汚れても洗えばすぐに落ちますし、靴の中に雨や雪が入ってベチョベチョ…なんて心配もいりません。
アウトドアやレジャーで汚してしまいそうな時のファッションとしても最適です。
レインブーツでいつもとは違うファッションを楽しんでみてはいかがでしょう。
レインブーツといってもタイプはさまざま
ロングブーツ型
レインブーツと言ったらやはりロング丈。ふくらはぎはすべて隠れ、ひざ下くらいまである丈が一般的。
ここまでのロングブーツは通常メンズではほとんど出ていないので、着こなせれば周りと差を付けられるはず。
ショートブーツ型
ふくらはぎが隠れるくらいか、足首が隠れるくらいのショート丈タイプのレインブーツ。
こちらはロングよりカジュアルな雰囲気になり、ブーツインしない場合でも着こなしやすいメリットがあります。
体型がふっくら気味、筋肉質の方はショート丈の方がバランスがとりやすくなります。
レースアップ型
レースアップ型は装飾があるので足元にアクセントができ、男らしい印象に。
着こなしがクドくならないよう、他のファッションアイテムを極力シンプルにまとめるのがポイント。
スノーブーツ型
ラバー×スエードなど異素材で構成されるスノーブーツ。雪道での移動やアウトドア向けに作られており、生地が分厚く防寒性にも優れているのが特徴。
冬場に重宝する一方、梅雨の時期は足元がやや蒸れやすい。
サイドゴア型
スーツからジーンズ、コットンパンツまで一番着こなしやすいのが最近人気のサイドゴアブーツ型のレインシューズ。
脱ぎ履きしやすいのもメリット。
主要ブランドをご紹介
HUNTER(ハンター)
レインブーツの王道HUNTER。
様々なカラーリング、モデルがあり、それぞれに似合う型がきっとあるはずです。
シンプルな長靴ですがロゴがアクセントに。価格は安いモデルで10,000円前後から購入できます。
形がシャープなので足長な方の方が似合いやすい傾向があります。
モード系の着こなし。レインブーツながらシャープなので綺麗めのファッションでも違和感がなく、合わせ易いですね。
スーツと同系色で合わせた着こなしや、レインブーツならではのヴィヴィッドなカラーリングで遊ぶのも楽しみ方のひとつです。
汚れを気にしなくていいのでフェスなどの野外イベントでも重宝します。
AIGLE(エーグル)
農家向けの長靴としてレインブーツが100年以上親しまれてきたフランスの老舗ブランド。HUNTERと双璧をなすレインブーツの2大ブランドです。
柔らかくて、長時間履いていても疲れない作り。お値段はだいたい12,000円前後から。ややワイズ(幅)が狭くてシャープな印象ですが、シルエットに立体感がありHUNTERよりも男らしい印象になります。普通体型の方ならAIGLEの方がおすすめです。
レインブーツを中心にアウトドア向けのアウターからパンツ、ニットまで豊富に揃っています。ブーツのタイプもレースアップからスニーカータイプ、スキーブーツまで様々。
MEDUSE(メデュース) サイドゴアレインブーツ
フランスの老舗シューズファクトリーUMO(ウモ)のラバーシューズラインであるMEDUSEはラバー素材を使用したスタイリッシュな防水サイドゴアブーツが人気商品です。ビームスやユナイテッドアローズなど、各セレクトショップで展開があります。
価格も7,000円程度とリーズナブル。

https://zozo.jp/
クロップド丈のパンツをセレクトして、ブーツのシルエットを強調するのもテクニックのひとつです。パンツの柄でベーシック過ぎない着こなしになっていますね。
日本野鳥の会レインブーツ
日本野鳥の会という、一見堅そうな団体が販売しているオシャレブーツ!として各所で話題になったのがこちらの商品です。
お値段もお安く、ラバーも柔らかいので購入時からとても履きやすく、ボディ部分の「B」ロゴがアクセントに。
このように折りたたんで持ち運べるのが素晴らしいポイント。
フェスや登山、アウトドアで、途中で靴を履き替えたりできるので非常に便利。様々なシーンで活用出来そうです。
こちらは通常より大きめのサイズを選びましょう。
DANNER(ダナー)
軽量・快適なアウトドアシューズブランド。選び抜かれた素材と製法で丹念に作られていながら、比較的安価なのも嬉しいところ。
ABCマート等でもすぐに購入できます。
Columbia(コロンビア)
老舗アウトドアウェアメーカーのコロンビア。全国各地に店舗があります。
こちらはロングブーツでお値段約9,000円。HUNTERとAIGLEのデザインを掛け合わせたような感じ。ショートブーツのバージョンもあります。アウトドアメーカーだけあって丈夫なつくりです。
ILSE JACOBSEN HORNBAEK(イルセ ヤコブセン ホーンバック) レインブーツ
1993年にデンマークの女性デザイナー、イルセ・ヤコブセンによって設立され、現在世界25か国以上で展開されているレインウェア・ブーツを中心としたライフスタイルブランド。
レインブーツはロング、ミドル、ショート丈とスタイルに応じて選ぶことができ、定番のブラックからベージュ、グレー、ネイビー、イエローまで豊富に展開。石油製ゴムを一切使っていないためニオイもなく、しなやかな履き心地が特徴。
※現在は、残念ながら中古品を中心に探すことが多いです。
雨の日のためのレインウェアブランド「RAINS(レインズ)」
北欧・デンマークで2012年に誕生した、注目の新進ブランド「RAINS (レインズ)」。
レインウェアとしての高い機能性を持ちながら、軽く、なめらかな質感のポリウレタン素材に都会的で洗練されたデザインを併せ持った魅力的な雨の日アイテムです。
セレクトショップ『ビューティー&ユース』はじめ、数多くのショップで取り扱いがあります。
レインブーツを着こなすポイント
◆細身のパンツと合わせる
農作業員っぽくなってしまう可能性があるので、細めのパンツと合わせた方が良いです。
◆ロングブーツをチョイス
せっかくなので、思い切ってロングブーツをチョイスした方が面白いかもしれません。
ズボンと色を合わせると、繋がっている印象になって足が短く見えないのでオススメです。
◆サイズはやや大きめを
通常の靴より小さめに作られていることが多いので、試着しない場合は、ちょっと大きめサイズの方がよいかもしれません。ブランドによりますので、注意が必要ですが。
あとで中敷きを敷いて調整できるので、大は小を兼ねる発想でいきましょう。
◆使用後のケアも忘れずに
レインブーツは基本的にガンガン使って問題ないのですが、使用後は陰干ししたり、中に新聞紙やブーツキーパーを入れて、形を保ちニオイが付着しないようにしたいですね。
また、コロニルというシューズ用スプレーを吹きかけ布で拭けば完璧。
その際は汚れをブラシで落としてから使うこと。コロニルは素材に合わせたケアスプレーがあるので、持っている靴の分、全種類まとめて買っておくと靴の手入れがラクです。
定番のシューケアスプレーなので、靴の専門店ではどこでも売っているはずです。
参考になれば幸いです。