- 雨の日もオシャレに、快適に
- 防水素材ってそもそもどんなもの?
- RAINS(レインズ)のロングスリーブレインコート
- STUTTERHEIM(ストゥッテルハイム)のレインコート
- MINOTAUR(ミノトール) の高性能TECH TARP PONCHO
- MACKINTOSH(マッキントッシュ)のコート
- BARBOUR(バブアー)のオイルドジャケット
- CANADA GOOSE(カナダグース)のシェルジャケット
- STONE ISLAND(ストーンアイランド)のコート&シェルジャケット
- BEAMS PLUS(ビームス プラス)のプルオーバー
- THE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)のアノラック
- Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)のWAVERLY
- …….RESEARCH(リサーチ) ウォータープルーフジャケット
- HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)のレインスーツ
- 次ページもまだまだ続きます!
雨の日もオシャレに、快適に
梅雨のシーズンや雨・雪が続くと、お気に入りのシューズやウェアが濡れてしまって、ケアもとても大変ですよね。また、水濡れを気にしながら生活するのは結構煩わしいものです。
そこで手に入れたいのが、防水仕様や水濡れなどに強いウェアやファッションアイテムです。
そして、せっかく買うなら、長く使えて、かつオシャレでカッコいいものが欲しいですよね。
本記事では、雨の日に使える防水性能のあるアウターを、デザイン性が高いものに絞ってご紹介します。まだまだ日本では知名度の少ないものもご紹介しているので、ご自分に合う商品を見つけてみてはいかがでしょうか。
防水素材ってそもそもどんなもの?
防水ウェアや雨濡れに強いアウターがほしい場合、まずはレインコートやマウンテンパーカーなどをイメージするかと思いますが、これらのウェアに使われている一般的に知られた素材としては「GORE-TEX(ゴアテックス)」が有名です。
この他には「ゴム引き」と呼ばれる、コットンなどの上に薄くゴムをコーティングしたものや、ナイロン100%の素材などが防水性能が高く、水に濡れても水分がアウターウェアの内部に侵入しないので使い勝手が良いです。
一方で、多くのマウンテンパーカーなどにみられる「コットンとポリエステルを混合した素材」(ロクヨンクロスなんて呼ばれたりもします)や、トレンチコートなどにも使われる「ベンタイル」という素材は、ウェアそのものは耐水性はあるものの、洋服内部までの水の浸透は防げなかったりもするので、状況によっては服の中が湿ってしまったりします。
この辺りは気に入ったデザインのものを重視するか、機能性を最大限取るかなど、好みや想定する利用状況に応じて選びたいですね。
RAINS(レインズ)のロングスリーブレインコート
出典:Farfetch
RAINS(レインズ)は、北欧デンマークで2012年に誕生したレインウェアブランドです。
高い機能性を持ちながら、シンプルでデザイン性に優れていることで世界的にヒットし、日本でも2015年頃からセレクトショップなどで数多く取り扱われるようになりました。
ポリウレタン50%、ポリエステル50%の混合生地を使用し、高い防水性がありつつ表面がなめらかで高級感があり、袖口が調整できたり、前部分のポケットも水が入りにくく設計されているなど機能性も申し分なしです。
防水アウターというと山っぽいデザインばかりであまり…という方には特にオススメです。
セレクトショップだけでなく、LOFTなどでも展開されているので、一度は見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
STUTTERHEIM(ストゥッテルハイム)のレインコート
出典:Farfetch
STUTTERHEIM(ストゥッテルハイム)は2010年スタートのスウェーデンのアパレルブランドです。
日本での知名度はまだまだ少ないですが、ファッション性が高く、また防水性能に優れたラバーコーティングのウェアを展開するブランドです。
防水アウターといえば、アウトドアブランドのマウンテンパーカーやマッキントッシュ、バーバリーなどのコート類、バブアーのオイルドジャケットなどが有名ですが、このブランドの防水ウェアはコーチジャケットやMA-1のような、あくまで普通のウェアを防水加工しているのが特徴です。
↓こんなにスタイリッシュなのに完全防水です。
出典:https://stutterheim.com/usa/
インポートかつデザインが洗練されていて、ウェアの各ディティールもかなりこだわっていることから、お値段はちょっと高くなりますが、着こなし次第でほかの人とは違ったスタイルが確立できます。日本ではごくごく一部のセレクトショップなどで展開されています。
参考価格:\41,700
MINOTAUR(ミノトール) の高性能TECH TARP PONCHO
2004年にスタートした、日本国内生産にこだわりを持つ新進気鋭のファッションブランドです。日常着としての「タフさ」、「機能性」、「着心地」などにこだわり、そのクオリティの高さから福岡、東京(中目黒・六本木)など、ファッション好きの多い都市に路面店を展開し、好評を博しています。
価格は相応に高いですが、生地感やディティールのデザインまでがかなり洗練されているので、お値段以上の満足度があるはずです。
写真は先日リリースされた作品で、日本のアウトドアブランド「muraco」とのセッションで生まれたタープがポンチョに変化するURBANOUTDOORアイテムです。
このほかにも、トレンチコートやミリタリージャケットの防水バージョンもあります。
参考価格:\64,900
MACKINTOSH(マッキントッシュ)のコート
出典:MACKINTOSH
雨に強いレインウェアといえば、1823年に創業したイギリスの老舗ブランド、MACKINTOSH(マッキントッシュ)をイメージされる方も多いかもしれないですね。
もともと雨が多いロンドンの気候に合わせてコットンなどの生地に溶かした天然ゴムを塗り、洋服に防水性を持たせたことが、当時世界中に衝撃を与えました。世界中から選りすぐりの素材を選び、パターンや縫製までこだわりぬいたコートは、カジュアルファッションにおいてもスーツに合わせるコートとしても、極上のクオリティで世界中の人を魅了しています。
日本でもサラリーマンの方が「ボーナスが入ったからマッキントッシュのコートを買う」なんて話もよく耳にします。
春先は軽量な素材のステンカラーコート、秋冬は取り外し可能なライナー付きのコートなども販売されています。オンオフ問わず使えるので、1着はいつか手に入れたいですね。
ちなみに、すべてのコートがゴム引きという訳ではなく、撥水性に優れたコットン素材のコートや、それほど防水性のないカジュアルなものもありますので、購入前にはぜひ確認してみてください。
参考価格:¥195,800
BARBOUR(バブアー)のオイルドジャケット
出典:https://www.japan.barbour.com/
バブアーもMACKINTOSH(マッキントッシュ)と双璧をなし、防水ウェアに定評のあるイギリス発の世界的ブランドです。設立は1894年。
もともとブルーカラーの労働者向けに、表面にオイルを塗って耐久性や撥水性を持たせた「オイルドジャケット」を開発し、世界的に有名になりました。
このオイルが「独特のにおいがする」、「表面が少しべたっとする」といったマイナスイメージもあったのですが、近年は素材が改良され、においも少なく、ベタつきも抑えられて使いやすくなりました。
出典:Barbour
クラシックで時代を超えたデザイン性は、男性の魅力をさらに引き出してくれるはずです。
数多くの商品があるなか、ブランド定番はコーデュロイ製の襟を備えた「BEDALE(ビデイル)」というモデル。さらに日本人体系でもフィットしやすい「SL」シリーズがオススメです。ロング丈からショート丈までシルエットも多彩なので、ぜひいろいろと袖を通してみてはいかがでしょう。
参考価格:¥60,500
CANADA GOOSE(カナダグース)のシェルジャケット
出典:CANADA GOOSE
CANADA GOOSE(カナダグース)といえば、冬場のダウンジャケットが日本で一気にメジャーになりましたが、春夏用のライトなアウターはご存じの方も多くはないはずです。春夏はTシャツなどの上に、また秋冬はダウンジャケットやダウンベストの上に羽織れる防水性のあるシェルジャケットは、使い勝手がよくてとてもおすすめです。
非常に長い歴史を持つブランドだけに、素材は超軽量ながら、100%の防水性・通気性を持ったラミネート加工による「マイクロポーラス」という素材を使うなど、素材の研究開発を行い、年々クオリティを高めています。おなじみのロゴパッチも腕に施されているので、同ブランドのダウンジャケットが好きな方は、ぜひ手に入れてみてはいかがでしょう。
参考価格:¥88,000
STONE ISLAND(ストーンアイランド)のコート&シェルジャケット
出典:STONE ISLAND
STONE ISLAND(ストーンアイランド)は、1982年に設立されたイタリアのファッションブランドです。
このブランドを一言で表すなら「革新と独自性」。もともとミリタリーウェアやヴィンテージウェアを作っていた会社ですが、イタリアの大手繊維メーカーと合併。これにより繊維メーカーとしての研究開発の結果をそのままアパレルウェアに反映させることが可能となりました。
出典:STONE ISLAND
防水機能だけでなく、着ていくごとに愛着が増してくるSTONE ISLAND(ストーンアイランド)の防水ウェアは、マウンテンパーカータイプのほか、襟付きのシャツジャケットやミリタリーブルゾンタイプなどもあります。
参考価格:¥143,000
BEAMS PLUS(ビームス プラス)のプルオーバー
出典:BEAMS PLUS
BEAMS PLUS(ビームス プラス)はセレクトショップBEAMSの中でもアウトドアウェアやワークウェアに強いショップです。
こちらはKENNETH FIELD(ケネス フィールド)のマウンテンパーカー。どこかクラシカルなデザインであり、綿麻の素材を使いながらもフード・ショルダー部分に撥水性を持たせたアイテムです。
参考価格:¥44,000
THE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)のアノラック
アウトドアウェアの王道といえば、やっぱりTHE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)。シンプルなデザインと高い機能性、最近のメンズファッションにおけるスポーツ系スタイルやストリートスタイルの人気で、都心部ではかなりの着用率ですね。
こちらの商品はTHE NORTH FACEが独自に開発した防水透湿素材「FUTURELIGHT™」を採用した、アノラックタイプのレインジャケットです。梅雨時から登山、自転車、キャンプまで幅広いシーンで使えるほか、街着としてもスタイリッシュなので1着持っておきたいですね。
参考価格:¥41,800
Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)のWAVERLY
Traditional Weatherwear(トラディショナル ウェザーウェア)は防水コートの定番、マッキントッシュ社から派生したアパレルブランドです。
マッキントッシュらしい、伝統的で、流行に左右されないアパレルウェアを、よりリーズナブルな価格で提供してくれることで人気で、東京・青山のそうそうたるブランドが立ち並ぶ通りにも路面店を出店しています。
フードを付けた写真の「WAVERLYLIGHT」をはじめ、撥水性のあるコートなども充実しているので、日常の利用シーンで雨に強いおしゃれなアウターをお探しの方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考価格:¥31,900
…….RESEARCH(リサーチ) ウォータープルーフジャケット
出典:https://www.diverse-web.com/
…….RESEARCH(リサーチ)は、東京・中目黒に拠点を置く主にアウトドアのためにオシャレな機能服を展開する日本のデザイナーズブランドです。
通常の雨用ウェアや防水系の機能服とは違ったデザイン性と機能性を両立した個性的な防水アウターやシャツなどが展開されています。
こちらのジャケットも上下でカラーリングが分かれていたり、フードが襟の裏に隠せるようになっていたりと、好みに応じて様々な使い方ができるのがうれしい。ファッションにこだわりのある方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)のレインスーツ
出典:https://www.amazon.co.jp/
HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)は、1877年創業の北欧ノルウェーのアウトドアブランドです。ブランドコンセプトは「from ocean to mountain(海から山まで)」。
毎年技術革新を行い、防水性能や機能がアップしていくこちらのブランドは、ヨットレースの最高峰、「アメリカズカップ」で多くのチームが公式ウェアとして採用しています。価格も比較的リーズナブルなので、手が出しやすいですよ。
参考価格:¥19,800
ヘリーハンセンといえば、日本のストリートブランド、WTAPS(ダブルタップス)とのコラボレーションでも人気。
出典:https://www.goldwin.co.jp/
参考価格:¥61,600