考える事から始めよう
『仕事の効率を上げて早く帰りたい、毎回の打ち合わせを手短かに終わらせたい、デキル男になりたい・・・』等考えた事はありませんか?
解決方法は様々ですが、まず共通して言える事は「目的を決め、正しく現状を把握し、そこから推測をし、解決策を決定して取り組む」事です。
そして、これらの考え方をいとも簡単に助けてくれるのが「方眼ノート」です。
あなたは今どんなノートを使っていますか?
・汚いノート (わかりづらく、読み返す気が起きない)
・きれいなだけのノート (強弱が無くどこも重要に見えない)
・メモ帳ノート (スペースが少なく、気付きや補足、図などが書けない)
・カラフルノート (どうでもいいところも大事に見える)
・内容まる写しノート (何が大事かを判断する力がつかない)
・書き込み過ぎノート (重要な所がわからず、見づらく、理解しにくい)
・文字だけノート (図・表が無い為理解力と想像力が落ちる)
もし1つでもこれらに当てはまればあなたのノートの取り方は「アウト」です。
即ち、典型的な「ダメノート」です。
以下では、いわゆる天才(東大生、外資系コンサルタント等)が使用する共通の、「方眼ノート」について解説します。(ちなみに外資系コンサルタントでは方眼ノートは備品として支給されています!)
なぜ方眼ノート?
理由は2つあります。
①文章や表を整理する力に優れている(方眼のマス目により行頭、段落、行間、文字サイズ、線、図表、余白を綺麗に調節出来る)
②6つの能力をUP出来る
1、記憶力UP(記憶回路が太くなる)
2、ロジカルシンキング力UP(物事を順序立てて考える脳を強化できる)
3、問題解決力UP(事実→気付き→結論の流れにて整理できる)
4、プレゼンテーション力UP(ノートがそのままプレゼン資料になる)
5、モチベーションUP(書き心地がよく、後で見直しても美しいのでノートを書きたくなる)
5、勉強力UP(ポイントを掴んで簡潔な為、テスト、受験、資格取得に適している)
頭が良くなる方眼ノートの作り方
つまり、
1、A4の5mm方眼ノートを用意
2、ノートを横向きにし、上から3~5cmのところに見出し線を引く
3、下側の余白に3分割線を引く(黄金の3分割にする)
※黄金の3分割とは「事実=板書」、「解釈=気づき」、「行動=要約」の3つに分ける事。
(この3ステップは東大合格生ノート・コーネルノート・アクセンチュアポイントシート、マッキンゼー空雨傘ノートにも共通しています)
頭が良くなる方眼ノートの使い方
・方眼ノートは横向きで使う←人間の思考は眼の構造に左右される(確かにテレビやパソコン、映画のスクリーン・・・全て画面は横ですね!)
・ノートはA4サイズが基本←A4サイズはグローバルスタンダード
・見出し(勉強用ノートはタイトルとポイント・仕事用ノートは論点と結論)←見出しの無いノートページは理解スピードが落ちる
・1テーマ1ページ←情報が整理しやすい
・色は3色以内←通常書きは「黒や青」で、修正や要点は「赤」、が良い
・書きやすいノートとペンを揃える←【書き心地が良い→快楽→モチベーションUP→最高のパフォーマンス】
⇒※ここで、『天才たちがこよなく愛してやまないノートとペンをご紹介』
【ノート】
Amazonのノート総合ランキングでベストセラー☆
BCG(ボストンコンサルティンググループ)備品!
【ペン】
仕事ノート用!
外資コンサルタント間で根強い人気
『PILOT Vコーン』
勉強ノート用!
『PILOT ハイテック』
ノートの3大機能別ポイント(方眼ノートバージョン)
1、覚えるノート(勉強用、学生ノート)
・黒板まる写しではなく、空白の1秒をつくる事(黒板を見る→【頭の中のスクリーンに焼き付ける=空白の1秒】→それをノートに再現する)
・講義は容量が多いので見開き2ページ1テーマにてノートを使う事
2、考えるノート(仕事用、社会人ノート)
・ポイントのみメモをする事(仕事では情報量が多いので不要情報は捨てる)→ちなみに戦略コンサルタントは100のうち99を捨てる(的確な質問により1つの論点を見つけ出して解決する)
3、伝えるノート(プレゼン用=ノートの最終目的)
・ロジカルシンキングに基づいている事
・ファクト(事実)にこだわる事(事実と意見をしっかり分ける)
・イメージできる言葉を入れる事=【固有名詞・数詞・動詞】
・3分割のセンタースペースでは「なぜ5回(ロジカル接続詞+矢印+四角)」を使う
・まとめは「よって~を実行する」のように行動すべき事で締めくくる事
・全体の結論は1つのメッセージにする事
・全ての資料はワンパターン(黄金の3分割)でまとめる事!
如何でしたか?
ちなみに、外資系コンサルのタントには「1万枚の法則」というものがあり、
1人前になるまでに、1万枚の方眼紙を「書いては捨てる」そうです。
要するに正しいフレームでひたすら練習あるのみです。
誰でもどの場面でも、「ロジカル思考」が可能になるので是非実践してデキる人間になりましょう。
参考著書:
【頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?】
これを読めばあとは実践のみです。
逆にこれを読まずして始めないほうがいい!というぐらいおススメです!