PTS(株の時間外取引)とは?
日本の株式市場は、午後15時に閉まり、通常はそのあとの時間に取引を行うことは出来ません。
しかし、IT技術の発展により、株の夜間取引が出来るようになりました。
あくまで市場内での取引ではなく、インターネット上の仮想の市場で売買を行うシステム、それがPTSです。
PTSを利用している証券会社内の顧客同士で、リアルタイムに株の取引が可能です。つまり、日中の取引と同様に値動きが起こります。
この取引を行うことが出来るのは現状SBI証券のみとなっています。
▼利用時間は?
8:20 〜 16:00
(デイタイム・セッション)
19:00 〜 23:59
(ナイトタイム・セッション)
▼取扱銘柄数
ほぼすべての銘柄
▼注文方法
指値のみ、成り行きは出来ません。
メリット
▼株式市場が開いてないときに取引ができる
平日時間のない方が投資をするのに適しています。
▼現在の価格より安く購入できる場合がある
株式市場が開いているときにもPTSは稼働しています。
PTS市場は通常の市場とは別物で、市場で100円の株でも、PTSで指値注文することで90円で購入できる場合もあります。
▼海外マーケットの状況を見てすぐに取引が出来る
PTSの市場は時間に縛られない事が大きなメリットです。
北米のマーケットが引けた後、9時の日本の株式市場のスタート前に注文できますし、前場後場の休みもありません。
随時他国のマーケットを確認しながら取引できるのが強みです。
より投資を緻密に、戦略的に行いたい。常にマーケットの状況を見ていたい、そんな方に特におすすめだと思います。