春夏秋冬、全ての季節を通じて、割とどんなアイテムに合わせても着こなせるローファー。
もともと「怠け者」という語源から来ているその名のとおり、紐を結ばずに簡単に履ける点も大きな魅力ですが、そんなローファーのおすすめブランドと、種類について、ご紹介していきます。
代表的なローファーの種類
ローファーは、デザインによっていくつかの名称がありますが、その代表的なものをご紹介します。
着こなしは最後は自分の好みなので、まずは好きなデザインで選んでみてはいかがでしょう。
ペニー(コイン)ローファー
出典:Amazon
最もベーシックなローファーです。カジュアルでもドレス・スーツでも合わせやすい種類です。
プレーンであることから、存在感を持たせたいときはスウェードのものやカラーのあるものをチョイスすると良いかもしれません。
タッセルローファー
出典:Amazon
もとは宮殿などで履かれていたタッセル(紐)がついたタイプのローファーです。
タッセルローファーの場合、選び方を間違えるとオジサンっぽくなってしまう場合があるので、その点には注意が必要です。
とはいえ、例えば靴以外のアイテムをシンプルにまとめたりすれば、クラシカルな中でもアクセントのある、非常にこなれたオシャレが出来るアイテムです。
ヴァンプローファー
出典:Amazon
飾り気のないシンプルなデザインのローファーです。
ミスターオリーブやアタッチメント、PADRONEなど、最近ではよりカジュアルに特化したモデルをドメスティックブランドが数多くリリースしています。
着こなしとデザイン・色味によっては、少しナヨっとする印象があるので注意が必要です。
ビットローファー
出典:Amazon
アッパーサドル部分に金属を合わせたデザインのローファーです。
GUCCI(グッチ)が1953年に初めてデザインしたホースビットローファーをはじめ、よりドレッシーな着こなしにも向きます。
ローファーのサイズの合わせ方
ローファーは通常の紐靴よりも、少しサイズ合わせに注意しましょう。
紐がないため、ゆったりした履き心地のものを選ぶと、革が伸びたときにかかとが浮いてしまい、靴ズレの原因にもなります。
元々の素材となる革の種類によって伸び方も変わるので、一概には言えませんが、逆にあまりに窮屈な場合には、足を痛めてしまいます。
普段の靴下に合わせてややキツいくらいのサイズ感の方が、後々馴染みやすくなります。最初は靴ベラを使用しないと履けないくらいがちょうど良いかもしれません。
おすすめブランド紹介
オシャレなローファーのおすすめブランドをご紹介!
GUCCI(グッチ)
Gucci 1953 ホースビット ローファー – ブラック
『GUCCI』のホースビットローファーは、ローファーのなかでも定番かつ真っ先に検討候補にあがるのではないでしょうか。他ブランドのホースビットローファーを履いてても「GUCCIっぽい」と言われるほど有名なモデルです。
シンプルに見えすぎてしまうことのあるローファーのなかにあって、ホースビットローファーは多様なシーン・スタイルに合わせられるため汎用性が高く、またホースビット(甲の部分のくつわ)のおかげでや足許も華やかになるため、人気が高いです。
JIMMY CHOO(ジミーチュウ)
Jimmy Choo Marti スエードローファー – ブルー
『JIMMY CHOO』のローファーは、普段見かけるようなシグネチャーの「スタースタッズ」のないアイテムも結構あります。
写真のローファーは、サドル部分のシルバーチェーンに、スターがさりげなく施されており、シンプルな中でも優雅な印象を与えます。また濃紺のベルベットスエードは、シルバーチェーンとうまく調和しており、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。
TOD’S(トッズ)
Tod’s tassel-detail leather loafers – ブラウン
イタリアの高級シューズブランドである『TOD’S(トッズ)』は、履き心地の良さやイタリアらしい華やかなデザインから、幅広い世代から支持されています。
ローファーについても上質な素材を使用した、モダンなデザインのアイテムを多数展開しており、ファッション感度の高い方におすすめのブランドといえます。
写真のタッセルローファーは、上質なブラッシュドレザーをグラデーションカラーに仕上げた色味が特徴で、フォーマル・カジュアル問わず、洗練された印象を与えます。
ジャランスリウァヤ
出典:Amazon
インドネシアの名ブランド『ジャランスリワヤ』のローファーは、上質なレザーと少しぽってりとした厚みのあるフォルムが特徴で、スタイルを選ばず利用することができます。
G.H.BASS
出典:Amazon
高校生にも有名な、老舗中の老舗ブランド『G,H.BASS(ジーエイチバス)』。
ローファーの元祖というだけあってその存在感は圧倒的です。世界的に有名なアーティスト、モデルも愛用者多数です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。ご参考になれば幸いです。