Gジャンのおすすめ~定番ブランドを一挙紹介!
春夏はアウターや羽織ものとしても使え、秋冬はツイードやウール、ダウンなどのアウターのインナーとしても好相性な使い勝手のいいアウター、Gジャン(デニムジャケット)。
昨今はこれまでGジャンをリリースしてこなかったファッションブランドからのリリースも数多く見受けられ、売れ筋ブランドは販売後すぐに完売するなどアイテムそのものへの需要が拡大しています。
以前は硬くてハリのある、いわゆるデニム素材らしいGジャンが多かったですが、最近ではストレッチ性のあるもの、動きやすい薄手のものも増えてきて、着こなしの選択肢やシーンを選ばず着用出来るようになってきました。
本記事では初めてGジャンを購入する方から、もう数多く洋服を持っているけど、Gジャンってどこが人気だったっけ?という方まで、幅広く検討できるよう価格帯を絞らずにご紹介していきます。
まずはGジャンの型を知る
ひと口にGジャンと言っても、そのデザインは大きく分けて「1st、2nd、3rd」と呼ばれる3種類の型があります。
1st型
工場や炭鉱など、ブルーカラーの仕事着として生まれたGジャンのルーツと言えるファーストタイプ。
大まかなデザインの特徴は胸の片方にだけポケットがある点、フロントのボタンの両側にプリーツが入っている、腰部分にバックルベルトがある点です。
シルエットはややゆとりのあるものが多く、どこか力の抜けたようなリラックスした雰囲気を醸し出します。
ワイドパンツやローカットのシューズなどとも相性良し。
2nd型
1st型が登場してからしばらくの年月を経たのち誕生したのがこちらの2nd型。1st型との違いはポケットが両側に配置されるようになったことと、腰のバックルベルトが廃止された点です。より機能性を重視し、金具を減らすことで軽量化されています。
襟元も1st型に比べてややワイドになっています。
3rd型
現在主流となっているGジャンのデザインがこちらの3rd型です。
フロントボタン横のプリーツがなくなったり(モノによってはジグザグにステッチが入っている)、両側のポケットから裾に向けて三角に縫製されているのが特徴です。作りが立体的になったことでより動きやすく、動きやすくなったことでやや細めにも作ることが出来るようになり、ファッションアイテムとして広がりを見せたのが3rd型誕生後です。
もちろん、現代では過去のモデルを復刻したり、それらをアレンジして新しいデザインを作ったり、1st、2nd、3rdのデザインを掛け合わせたりしているので、これらはあくまで参考知識です。
Gジャン(デニムジャケット)のおすすめブランド
Lee(リー)
デニムブランドの老舗LeeのGジャンはフロントボタン横のジグザグのステッチが特徴。ブランドからのリリース以外にも各セレクトショップとも積極的にコラボレーションモデルを展開しています。
こちらはnano・universeとのコラボモデル。Lee伝統のGジャン“101J”をナノユニバースらしい細身に仕上げ、ストレッチデニムを使用する事で着心地にも配慮、更に裏側が起毛素材になっており温かいのも特徴です。ほぼオールシーズンコラボレーションモデルが出ているので、どのタイミングでも購入出来そうです。
参考価格:¥17,000
Levi’s(リーバイス)
1853年に設立されたリーバイスはアメリカを代表するアパレルブランドであり、世界一のジーンズメーカー。Gジャンの王道と言えばやはりリーバイスです。名門CONE社製のレッドキャスト・ヘビーデニムを採用し、ヒゲやアタリなどビンテージモノのような味わいある色落ち感もまさにこのブランドならでは。
老舗のブランドながら常に進化を続け、現代的なファッションにもマッチする細身な仕様もGOOD。定番のブルーからブラック、ノンウォッシュまでリーズナブルな価格で様々なGジャンを用意。まさに最初の1枚に最適です。
参考価格:¥15,120
KURO(クロ)
ジーンズが大人気の、オールジャパンメイドにこだわる人気ブランド。2010年設立の若いブランドながら瞬く間に地位を獲得し、国内のみならず世界中のセレクトショップで取り扱われるなど知名度を獲得。
生地作り、縫製、生産、加工などすべてが日本国内で行われていて、その卓越したクオリティの高さに定評があります。
デニムと合わせてセットアップも楽しめそうな豊富なラインナップと、クオリティから考えられないほどのお求めやすさが特徴。
型も1stから3rdまで豊富なので、Gジャンを購入するならまずチェックしておきたいブランドです。
参考価格:24,840 円
Nudie Jeans(ヌーディージーンズ)
スリムデニムの定番Nudie Jeans(ヌーディージーンズ)は細身のシルエットと美しい色落ちが特徴のスウェーデンのブランド。
ヴィンテージ感が強くなる「ヒゲ、アタリ」が少なくグラデーションのような色落ちが綺麗なので、今どきのクリーンなファッションとの相性も◎。
身幅、肩幅ともに細めな一方、北欧ブランドのためやや袖丈が長いです。
参考価格:¥34,560
GAP(ギャップ)
リーズナブルなアメカジファッションの代表格GAP(ギャップ)はXSからの豊富なサイズ展開と低価格さが嬉しいブランド。
Gジャンは毎シーズン色落ちモノが2パターンから3パターン、ノンウォッシュが2パターン程度の計5型ほどが展開されています。
まずは低価格帯で着こなしに取り入れたいならここですね。
参考価格:¥9,900
LEE×AMERICAN RAG CIE(リー×アメリカンラグシー)
Leeのデニムジャケット&デニムにアメリカンラグシーが別注をかけるハイクオリティな定番コラボレーション商品。
「赤タグ」のWネーム仕様のほか、短すぎない着丈で現代的な印象があるのはこのコラボならでは。さりげないダメージ具合なども絶妙で、色落ち部分とそうでないところのコントラストが強くなく、合わせやすい。
参考価格:¥21,600
APRIL 77(エイプリル セブンティセブン)
スキニーデニム大流行時の人気ブランドの一つ、エイプリル77はスウェーデンのブランド。
ロックな雰囲気漂うアウターが多く、デニムジャケットは大胆に破れ加工を施したモデルもあります。
ストリート・モード系の着こなしが好きな方に特におすすめですが現在は取り扱うショップが少なくなっていますので、通販が主流になります。
参考価格:¥ 32,468
nonnative(ノンネイティブ)
ワークウェアの持つちょっと野暮ったい質感や実用的なディティールを現代的な着こなしに取り入れられるシルエット&素材感で提供してくれる日本の人気ファッションブランド。
価格は高めですが高いクオリティと被ることの少ないデザインが特徴的。
参考価格:54,000 円
JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)
日本各地に店舗を構えるジャーナルスタンダードはワーク・アウトドア。アメリカンカジュアルが揃うので、Gジャンも豊富に展開。
自社オリジナル商品のほか、セレクト商品も揃うのでその時代にあったGジャンやアウターが揃うはず。
シルエット細めの、リーバイスの王道3rdディティールのセレクトショップオリジナル商品。
こちらもストレッチ機能が入り、着心地の良さを追求したアイテムです。ジャケットやコートと合わせても動きづらさが解消されそうですね。
アメカジやワークスタイル、アウトドアの品ぞろえが豊富なショップなので、ベーシックで王道デザインのGジャンがあります。
参考価格:¥16,200
REMI RELIEF(レミ・レリーフ)
REMI RELIEF(レミ・レリーフ)は数多くのメーカーがコスト削減のためデザインや素材、産地をより簡略化させる中、すべて自社で企画・生産し、所有する工場と連携しながら比較的低価格で品質の高いウェアを作ることで人気のブランド。
服好きを唸らせる通なディティールが特徴で、こちらは新品のGジャンながらあえて着古したような自然なダメージや色落ちを表現。古着屋で販売しているかのようなデザインのGジャンを現代的なシルエットやディティールで復刻しています。
Gジャンとともにデニムジャケットもブランドの人気アイテム。
参考価格:¥30,240
DIESEL(ディーゼル)
イタリアンブランドのディーゼルはユーズド加工や色落ちが強めのデザインが特徴。
ベーシックで合わせやすいGジャンから、レザーなど異素材を組み合わせた少数生産の特別モデルまで、毎シーズン選択肢が豊富で老舗ブランドにはないデザイン性の高さが魅力。
参考価格:¥40,151