自動車を選ぶ上でよく挙がる検討項目と言えばエンジン性能、見た目のカッコよさ、そして荷物の積載量や使い勝手など。
そして運転する人にとっては内装、室内空間、インパネ類の使い勝手や美しさ、カッコよさなども自分の嗜好に合っているものかが重要な項目だったりしますよね。
ディーラーや中古車屋で初めて車の内に入ってみて「あっこの車なんかイイ…」なんて体験は一度はしたことがある方も多いんじゃないかと思います。
という事で、アメリカの自動車業界の大手情報誌『WardsAuto』が2016年の自動車ベストインテリアを発表しました。
最新車種のカッコよく美しいインテリアたちをチェックしていきましょう。
AUDI TTS
ドライバーがリアルタイムに様々な情報表示を切り替えられる「バーチャルコックピット」が話題を呼んだアウディのTTS。
クーペらしいスポーティーな内装が特徴です。BMWやベンツほど高級感を強調していないので、内外装ともに若い方にも似合うデザインですよね。
BMW 7シリーズ
BMWのフラッグシップセダン、7シリーズの内装です。上下でカラーリングを分けたレザーが高級感ありますね。BMWならではのIDriveシステムへの評価が高いようです。
特に個人的にいいと思うのはGoogle MAPでさえ遅く感じるほどカーナビの縮尺切り替えや読み込み動作がスムーズな点。
一度運転した時にこれはいいなーと思ってました。
2017キャデラックXT5
アメ車の代表格キャデラックはローズウッドトリム、セミアニリンレザーなどインテリアに使用する素材の質感などが高い評価を受けているようです。
スマートフォンやタブレットのように直感的な操作性を獲得したセンターのCADILLAC USER EXPERIENCE(キャデラック ユーザー エクスペリエンス)システムはタッチ操作のほかステアリング部分のボタンでも操作が可能。
シボレーカマロ
高級車ならではの座席のクーラー&ヒーター機能などはもちろん、ソリッドでスポーティー、無駄のないデザインと言う印象ですね。
「快適なクルージング」とメーカーも自信を持って謳っているだけありそうです。
2017 クライスラーパシフィカ
クライスラーのミニバンモデルであるパシフィカ。最近リリースされた300Sも結構重厚でカッコいいですが、こちらは少しお上品な雰囲気ですね。
3列の使い勝手の良さと高級な素材で乗車時の満足度が高いとのこと。なお日本の店頭では販売されていません。
ホンダ シビック
日本市場においては8代目で撤退しており、現在は米国を中心とした世界展開で販売されている10世代目のシビック。
レザー×金属トリムのダッシュボード、座席のストライプなどが特徴的。
10のスピーカーを搭載し運転中もプレミアムなサウンドが楽しめるようです。
レクサス RX
「非の打ち所のないフィット感」と絶賛されていたのがレクサス RXです。
もともとよく比較されるハリアーとの違いですが、北米ではハリアーがレクサスRXとして販売されていました。現在はNXがその役目を担う事となり、RXはボディも巨大化&高級化路線を辿っています。
メルセデスベンツGLC
インテリアの洗練度合いはメルセデスは一歩抜きんでているような気がします。
広々とした座席とブラック&ホワイト、ブルーの効いた近未来的なデザインが注目のGLC。
日本でも右ハンドルで販売開始されたので要チェックですね。
日産 マキシマ
日本では90年代に販売を終了し、現在は北米やドバイなどで4ドアの高級スポーツカーとして販売されている日産のマキシマ。
ランボルギーニと同じアルカンタラ製のシート、クロームのテカりすぎない輝きなどが高評価を得た模様です。
ボルボXC90
スウェーデンの自動車メーカー、ボルボは最先端の安全性能と長距離のドライブをサポートするシートの心地よさなどが評判な他、スマートフォン連動による完全なキーレスを発表するなど何かと話題も多いメーカーです。
ボルボ史上最高峰のSUVとして発売された「XC90」は自動車評論家も唸らせる素晴らしい高級感のある仕上がりだそう。
以上、10車種でした。今回選ばれた車種にはイタリア車もイギリス車もありませんでしたね。
個人的にはベンツのオジさんぽいけどクールなデザイン、MINIの可愛らしい巨大なタコメーター、オレンジ色の光がツボです。
ポルシェのスポーティーな感じも好きですがベントレーはエグゼクティブすぎて全く肌に馴染まなかったり…年代や個人によって色々とお好みがあることでしょう。
出典:WARDSAUTO