押し出しの少ないデザインとフラットな走りから日本でも人気のVolkswagen(フォルクスワーゲン)より、クーペスタイルの流麗なルーフデザインを持つ新型セダンArteon(アルテオン)が公式発表されました。
国内で販売されているVolkswagen(フォルクスワーゲン)のセダンとしては最上級のPassat(パサート)よりもやや大きめなサイズの全長4,862、全幅1,871、全高1,427mmのサイズ感であるArteon(アルテオン)。エンジンはガソリンとディーゼルの2種類が用意され、それぞれ3種類のグレードを用意。出力はベースグレードで110kW(150ps)、最上グレードで206kW(280ps)を発生させ、同じグループのAUDI A4とほぼ同スペック。国内で販売されれば価格は400万円~500万円付近になると見られます。
基本設計は既存の「ゴルフ」、「パサート」と同じFFプラットフォームを採用し、基本は前輪駆動、一部最上位モデルのみ四輪駆動のモデルを用意。洗練された室内空間はボディの大型化によってより快適になる一方、後列シートを倒すことでクーペながら最大1,557ℓのトランク容量を備えています。
同社の説明によるとクルーズコントロールシステムや予防安全性能も先進的なものになるとのこと。セダン好きにとってはパサートに並ぶ魅力的な選択肢となりそうです。