ベントレー、ロールスロイス、マセラティetc…超高級自動車メーカーが続々SUVを発表中

世はSUV全盛時代。モテる車の上位にはSUVがランクインされ、様々なメーカーが新しいモデルを発表。

その男らしい見た目と安定感のある乗り心地が人気の秘訣だが、このたび超がつく高級自動車メーカーも、続々とSUV生産を発表しているので、詳細をまとめてみた。

日本国民の0.5%も購入は出来ないだろうが、是非その見た目をチェックしてみて欲しい。

ベントレー

2014年1月のデトロイトモーターショーで、ベントレー初のSUVの名前が発表された。その名は「BENTAYGA（ベンテイガ）」。

アフリカ西部のカナリヤ諸島にある巨大な岩にちなんだ名称らしい。

その名の通り岩のようにゴツゴツした見た目になっていて、ちょっとセダンタイプとは趣が異なる印象だ。

だが、これはまだ本格発表前のダミーで、発売時にはベントレーらしいもう少しすっきりと、そして存在感のあるフロントのデザインになるらしい。あくまでコンセプトデザインという事だろう。

このベントレーは実はアウディのSUV「Q7」と同じ軽量のプラットフォームを採用するらしく、室内はプレミアムレザーと木目を基調とした高級感溢れるインテリアになるとの事だ。

ロールスロイス

英国発のスーパー超高級車ロールスロイスもブランド初のSUVを開発中。

これは4月に発表されたもので、「CULLINAN」と命名し、初期段階の開発プロトタイプ車両として画像を公開している。

この写真だけでは通常のロールスロイスとの違いも分かりにくいかも知れない。現行のセダンタイプがやや短くなり、高さが出ている。

世界中の顧客を満足させる信頼性と快適性を備えつつ、悪路走破性も追求したモデルになるそうだ。うーんこの気品ある見た目で悪路を走ろうとはとても考えられないが…

間もなく公道テストを開始する予定のようだ。

マセラッティ

イタリアが誇る高級車メーカー、マセラティのSUVがこちらだ。2015年に中に発売される「レバンテ」というモデル。

3種類のエンジンを搭載、駆動方式は4WDとなり、ポルシェ「カイエン」などの競合車に対抗する俊足SUVになる模様。

マセラティのスタイリッシュさが少し薄まり、ぽってりした見た目だ。

ランボルギーニ

イタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニはつい先日新型SUVの生産を発表。

2012年に北京モーターショーにコンセプトカーとして出品。その後3年を経た今年に、新型SUVの市販化計画が公表されたのだ。

『アヴェンタドール』、『ウラカン』に続く同社の第3のモデルレンジ。2018年の市場投入を予定している。

これはめちゃめちゃかっこいいのではないか。お値段が気になるところだ。

この他にもジャガーもSUV計画を発表していて車体の一部のみを公開していたり、フェラーリは「我々はSUVを作らない」と明言したり、今後もしばらくSUVを取り巻く話題は過熱しそうだ。