単なる移動手段と捉えられがちな車ですが、魅力的なエクステリアデザインや目的地までの移動に喜びをもたらしてくれる上質なインテリアデザインなど、車でしか楽しめない素晴らしい体験がありますよね。
本記事では今年モデルチェンジした注目の車種、2016年現在の人気車種、今後発売にあたり大きな話題になりそうな新型自動車などをご紹介していきます。
※価格は現時点での予測なども含まれています。
MINI 新型クラブマン
久しぶりのモデルチェンジとなったBMW MINIのクラブマンは現在大きな話題を呼んでいます。
寸法は全長4,270 mm / 全幅1,800 mm / 全高1,470 mmと大型になり、もはや小型のMINIとは異なるセダンやステーションワゴンのような趣に。
伸びやかで優雅なフォルムにより室内スペースは充実したものに。5シートの導入や後列のゆったりとしたフットスペースなど、我慢を強いられる要素がまったくなくなりました。
室内空間も一新され、クーパーからはセンターのナビゲーションシステムが標準装備に。ハンズフリー通話やリアルタイムな渋滞情報表示など、より快適なクルーズをアシストしてくれます。
ディーゼルも登場し、試乗してみましたがクロスオーバーにあった音や揺れの問題は全くなく、停車時に少し振動を感じるかな、という程度。非常に完成度の高い車だと思いました。
価格:¥ 2,900,000~
MERCEDES BENZ 新型Cクラス
現在輸入車の中で最も販売台数の多いメルセデス・ベンツ。中でも中核を担うCクラスはモデルが大幅に増え、より選択の幅が広がりました。
これまで展開されていたクリーンディーゼルやAMGに加え、クーペとプラグインハイブリッド「C 350 e アバンギャルド」が追加。
「C 350 e アバンギャルド」は最高出力211PS/最大トルク350N・mを発生する2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンと最大トルク340N・mを発生する強力なモーターを搭載した、給油の心配も軽減された最先端のモデル。
なだらかなフォルムのクーペも美しい。
通常モデルでも十分な加速感と滑らかな乗り心地を楽しめるCクラス。インテリアデザインも上質です。
今後はクロスオーバーSUVのGLCのクーペもリリース予定です(2018年予定)
価格:¥4,270,000~
BMW 新型X-1
モデルチェンジによってよりお買い得になったBMWのコンパクトSUV・X1。
全長4,439mm、全幅1821mm、全高1612mmと、先代より全幅は20mm以上、高さは40mm以上アップ。後輪駆動車(FR)から前輪駆動(FF)になったことで室内空間もより広がり、「見た目と乗車時のゆとり」を重視したものとなりました。
先代ではすべてオプションだった車線逸脱防止システム、ドライビング・アシスト、iDrive ナビゲーション・システム、LEDヘッドライトが標準装備になりました。ナビがオプションというのはやはり厳しい部分だったと思います。
ガソリン・ディーゼルともにラインナップ。もともとガソリン車でも非常に燃費がいいのが魅力ですね。
価格:3,850,000円~
VOLVO 新型XC90
「ファーストクラスSUV」を謳うVOLVOのプレミアム7シーターSUV。
VOLVOといえば先進の安全性能のほか、スマートフォンアプリによるキーレス化や自動車による宅配受け取りシステムなど、自動車メーカーの中でもかなり先進的に次の時代への取り組みを行っていることが分かります。
上質なインテリアデザインも大きな魅力のひとつ。Apple Carplayにも対応しています。
高回転域の優れたレスポンスと伸びやかなドライビングフィールが特徴の2.0リッター4気筒直噴ガソリンターボエンジンは最高出力187kW(254ps)/5,500rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1,500rpm〜4,800rpmの幅広い回転域で最大トルクを発生。
価格:¥7,740,000~
Jaguar F-PACE
シンプルで力強いフォルムが魅力的なJaguarのスポーツSUV。
F-TYPEからインスピレーションを得たデザインが魅力的です。スペックはエントリーグレードの「20d PUREターボチャージド ディーゼルエンジン」で180kW (132ps)/4,000rpm、最大トルク430Nm(43.8kgm)/1,750rpm-2,500rpm。走り出しがパワフルな全輪駆動です。
燃費は5.3L/100kmと厳しいですが、この価格で入手できる方ならあまり気にしない、でしょうか。
価格:¥6,390,000~
TOYOTA C-HR
「プリウスのクロスオーバーSUV」とも呼ばれるワイド感とエッジを両立させた新型車種。
最大熱効率40%を実現した新型エンジンをはじめ、コンパクトさと軽量さを兼ね備えたハイブリッドシステムを採用し、低燃費や居住空間の充実、スムーズな走り出しをもたらしていると言われています。
全長4,350mm、全幅1,795mm、全高1,555mmと立体駐車場にも配慮したサイズ感も魅力的。
2016年内発売予定。
価格(予想):¥2,200,000(ガソリン車)~