【革靴60ブランド】おすすめのメンズビジネスシューズ 価格帯別まとめ

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革靴とひと口に言っても、色々種類があります。

自分の好みやしっくりくる種類は、年齢が上がっていけば徐々に分かってくるものですが、正直、最初のうちは何を買って良いのか迷いますよね。

コストパフォーマンスに優れるブランドから最高級品まで、ビジネスシューズ&カジュアル向けレザーシューズをリリースするブランドを、一挙にまとめました。

よろしければ参考にしてみてください。

 

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まずは購入前に靴の基本をおさらい

良い靴がなぜ高いのか、一見同じに見えるシューズにはどのような違いがあるのか、確認しておきましょう。

ここでご紹介するのはあくまで一部分ですが、基本となる部分です。

※これから購入される方を対象にしているので、既にご存知の方は読み飛ばしてください。

 

靴の製法

画像素材:PIXTA

靴の製法はおおまかに分けて3種類、とだけ覚えておけばOKです。靴本体とソール(底)をどう張り合わせているかで手間や価格、履き心地などが変わります。

 

グッドイヤーウェルト製法

靴の本体部分とソールを直接縫い付けておらず、コバと呼ばれる部品でそれらを繋ぎ合わせています。

特徴としては、ソール交換がしやすく長く愛用できる、また靴内部の素材が足型に変形し、履くほどに馴染むという一方、部品が多いので重くなりますし、購入時はかなり固いです。

しかし耐久性はこの製法が最も優れています

 

マッケイ製法

靴の本体部分とソールを直接縫い付ける製法です。購入時でも比較的履きやすく、軽い半面、水が内部に侵入しやすくなります。

 

セメント製法

靴本体とソールは縫い付けず、接着剤などで接着しています。

この場合耐久性がなく、一度剥がれてしまうと修復は難しくなるので、基本的には使い捨ての靴が多くなります。一方で縫い目がないので雨の日に靴の中に水が浸入しにくいです。

 

製法と価格、履き心地の関係性

画像素材:PIXTA

1.と2.の製法には、それぞれ「機械式」「手縫い」の種類があり、「手縫い」の方が一般的に価格が高く、質が良いとされています。

靴の中でも最も高価なのは、『ハンドソーンウェルデッド製法』『ノルベジューゼ製法』といったものです。

また上記で説明したように、それぞれの製法によって善し悪しがあるので、高い革靴が必ずしも自分にフィットするものかどうかは判別することができません。

ぜひ色々なブランドに触れてみて、お気に入りの一足を見つけてみて下さい。

 


本記事では価格帯別に世界のシューズブランドの特徴をご紹介していきます。下は1万円台から上は20万円越えまで。

ブランドによっては、ビジネスだけでなく、カジュアルにも使える様々なシューズをリリースしているので、ON・OFFともにお買い物の参考にして頂ければと思います。

 

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【1万円~3万円】 5ブランド

コストパフォーマンスを重視した価格帯です。この価格帯だとセメント製法が多いですが、なるべくお気に入りの一足を大事に履きたい方は、マッケイやグッドイヤー製法の靴を選ぶのがおすすめです。

REGAL(リーガル)

出典:REGAL

1902年に前身である「日本製靴株式会社」を設立してその歴史が始まった、日本を代表するシューズブランドです。

こちらのように3万円以下でグッドイヤー製法の靴が入手できるブランドは多くありません。

「リーガル」の名称はアメリカのシューズメーカーと技術提携を行ったところから来ています。パターンオーダーなども行っています。

「REGAL」公式サイト

 

madras(マドラス)

出典:madras

元々はイタリアのシューズメーカーですが、現在は日本の会社が買収し、国内に工場も持つ老舗のシューズブランドです。

多くの工程を手作業で行い、水濡れに強い「GORE-TEX」を採用した防水シューズなど、常に快適性を意識した靴作りを行っています。

もちろんシューズ本来のバリエーションも豊富で価格もリーズナブルですので、必ず選択肢に入ってくるブランドです。

「madras」公式サイト

 

EDIFICE(エディフィス)

出典:https://baycrews.jp/

メイド・イン・ジャパンにこだわったシューズを豊富に展開するのがエディフィスのオリジナルライン。木型もオリジナルで日本人の足型を考慮しているので履きやすいと感じる方も多いかと思います。

比較的お求めやすい価格セットアップスーツも販売しているので、トータルでコーディネートできます。スウェード靴などカジュアルにスーツを楽しめるバリエーションも豊富です。

BAYCREW’S STORE

 

alfredoBANNISTER(アルフレッドバニスター)

出典:https://abahouse.jp/

リーズナブルな価格帯で品質の良い、日本のシューズ&小物ブランドです。

アッパーは牛革、程よくシャープでやりすぎないデザインアクセントが現代のフォーマルシーンにも合っていて、価格も比較的リーズナブル。

2万円以下でモンクシューズやローファーなども揃うのでぜひチェックしてみましょう。履き心地はやや硬いです。

参考価格:¥30,800

ABAHOUSE INTERNATIONAL Co. ONLINE STORE

 

THE SUIT COMPANY(ザ スーツカンパニー)

グッドイヤー製法の本革ストレートチップシューズで、トゥの部分に丸みがあり合わせやすいフォルム。

革質のいい生後約6カ月~2年までのキップレザーにアニリン仕上げを施し、手作業と機械工程をミックスした製法で価格は2万円(税別)以下。

スーツ専門店ならではの非常に魅力的な商品です。

参考価格:20,900円

THE SUIT COMPANY Online Shop

 

 

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【3万円~5万円】 12ブランド

ワンランク上のビジネス・レザーシューズが欲しいならこの価格帯です。

品質と価格以外のブランド料の上乗せもなく、相応のクオリティの商品が揃っています。

SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)★

出典:SCOTCH GRAIN

高品質なカーフレザーとロングノーズ、ややトゥがシャープなフォルムが人気のジャパニーズシューズブランドです。

製法はグッドイヤーウェルト、靴底はイタリアで鞣されたレザーに国内工場でゴムの補強を施したトップゴムレザーソールです。

「SCOTCH GRAIN」公式サイト

 

COLE HAAN(コールハーン)★

出典:COLE HAAN

大人向けのカジュアルラインの靴で、必ずと言っていいほど候補に挙がるコールハーン。

その中でも、マッケイ製法で仕上げるしなやかなローファーは定番の一品です。

履き心地は靴底のレザーと全方位にクッション性のある中敷で、疲れない仕様となっています。

「COLE HAAN」公式サイト

 

MIYAGI KOGYO(宮城興業)★

出典:https://miyagikogyo.co.jp/

世界に誇る「JAPAN MADE」を掲げている山形の人気ファクトリーブランドです。

オーセンティックな海外のシューズを木型やわずかな形状の変化で日本人に合うように製作しており、履きやすさとバランスの良いシルエットに定評があります。グッドイヤーウェルテッド製法。

シューズのデザインバリエーションも多いので優先的にチェックしたいですね。

「宮城興業」公式サイト

 

FUGASHIN(フウガシン)

出典:http://fugashin.com/

その名の通り日本のシューズメイカーで、書道・茶道の感性を「風雅」と称する日本の美意識を靴作りに反映させているブランドです。

グッドイヤーウェルト製法とボロネーゼ製法にこだわった、長く愛用したい紳士のための靴を生み出し続けています。

グラデーションカラーが美しい靴が特徴です。

FUGASHIN OFFICIAL ONLINE SHOP

 

LOBB’S(ロブス)★

出典:http://lobbs1974.com/

イタリアらしいエレガントなデザインながら、主張しすぎないスクウェアなトウが特徴で、80年代には一世を風靡したブランド。70年代創業なので靴メーカーとしてはそれほど古い歴史ではありません。

現在ではそれほど知名度がないですが、合わせやすく質の高いシューズに手に取りやすい価格が合わさり、非常に魅力的なシューズブランドと言えます。マッケイ製法で軽い履き心地です。

参考価格:39,000円

「LOBB’S」公式サイト

 

JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリワヤ)★★

出典:Amazon

インドネシアのシューズファクトリーのオリジナルブランドで、ヨーロッパのブランド靴なども製造する名門ファクトリーです。

ハイブランドと同じ高級革を使用し、大部分を手作業で製造するハンドソーンウェルテッド製法ながら驚くほどの価格を実現しています。

コスパは世界最高峰、いい靴を安く手に入れたいと思ったら、まずはこのブランドです。 

【革靴】ジャラン・スリウァヤ コスパだけじゃない唯一無二の魅力
数あるレザーシューズメーカーの中でも、卓越した製法技術と高い革質で、世界一とも言える高いコストパフォーマンスを実現。世界を震撼させている「ジャラン・スリウァヤ」についてご紹介します。初めてのレザーシューズや、次の一足の候補にぜひ。

 

World Footwear Gallery(ワールド フットウェア ギャラリー)

出典:http://www.wfg-net.com/

世界中の靴を扱うセレクトショップWorld Footwear Gallery(ワールド フットウェア ギャラリー)のオリジナルライン。

靴に関する豊富な知識からファクトリーや素材選びにこだわり、デザインの感性などオリジナルな要素を含みつつもリーズナブルなのが特徴です。

写真のものは名門ペルフェットとのコラボモデル。グッドイヤーウェルト製法。

¥39,000

「World Footwear Gallery」公式サイト

 

YANKO(ヤンコ)★

出典:Amazon

グッドイヤーウェルデッド製法のローファーやモンク、プレーントゥシューズを扱うスペインのシューズブランドの代表格。

ベーシックなデザインからスウェードモデルまで選択肢も幅広く、スーツスタイルで個性や自由な感性を楽しみたい方にもおすすめです。

 

CALCE(カルセ)

CALCE カルセ メンズシューズ インポート スエード スペイン コインローファー 仕事 カジュアル 革靴 ダークブラウン 708

 

軽く柔らかな履き心地が特徴のスペインのファクトリーブランド『CALCE(カルセ)』。

ベーシックなシューズに素材やカラーでアクセントを加えた独自のシューズや豊富なスウェードモンク・チャッカブーツなどが揃います。

 

UNION IMPERIAL(ユニオン インペリアル)★

出典:Amazon

著名ブランドの靴を数多く製造してきた名門シューズファクトリーのオリジナルライン。日本製です。

グッドイヤーウェルテッド、ハンドソーンウェルテッドなど長く愛用でき素材の上質さと美しさを兼ね備えるクラフトマンシップに溢れたブランドです。

こちらは名門アノネイ社製「Union Box Calf」を使用したプレミアム仕様で、ハンドソーン・ウェルテッド製法(九分仕立て) 。

 

SANDERS(サンダース)

出典:Amazon

1873年に創業した英国の代表的シューズメーカーのひとつで、ミリタリーシューズなどの製作も手掛けているブランド。

クレープソールを使った厚みのあるソールと全体的に丸みを帯びたフォルムが特徴で、カジュアル向けのデザインも多いです。

 

PAUL SMITH(ポールスミス)

ポールスミス PaulSmith ドレスシューズ ダービーシューズ 革靴 メンズ ストレートチップ アーモンドトゥー レザー 26.5cm

説明不要のイギリスのサー・ポール・スミスのファッションブランドです。

こちらのプレーントゥシューズはマッケイ製法により製造されており、少しトゥの部分に丸みがあることから履き心地は購入直後から抜群です。

 

次ページ以降もまだまだ続きます!