自分に合う良質なセーターを探してみよう
肌寒い日のトップスから真冬のインナーまで、温かに身体を包み込んでくれるのが嬉しいニット。
1枚でスタイリングが上質にキマる、人気のメンズニットウェアブランドをご紹介していきます。
リーズナブルなニットは素材に占めるアクリルの比率が高く、毛玉ができやすいため、結局、長く着られないことことが多いです。一方で、カシミア混のウールなどは手入れもしやすく、価格も手を出しやすいものが多いことからオススメです。
ちなみに最近は、やや大きめの柔らかめな素材を使ったニットを、全体的にゆったりと着こなすのがトレンドのようですね。
DRUMOHR(ドルモア)
『DRUMOHR(ドルモア)』は、1770年に設立された世界最古のニットブランドです。
非常に品質が高くやわらかで、またほどよい光沢感や模様も美しく、気持ちいい着心地を体感することができます。
出典:Amazon
ニットカーディガンは厚手すぎず重ね着も可能ながら、ショールカラーなので普通のカーディガンよりもそのまま羽織っても、上質感を楽しみつつコーディネートの中心として活用できるアイテムです。
S.N.S. HERNING(エス・エヌ・エス・ハーニング)
シンプルなニットながら途中で編み方を変えてデザインアクセントを付けるなど、さりげない拘りが特徴の北欧のニットブランド『S.N.S. HERNING(エス・エヌ・エス・ハーニング)』。
もともと北欧の漁師の方が着用していたニットウェア(フィッシャーマンズセーター)をはじめ、カーディガンやクルーネック、ハイネックなどすべて肉厚で暖かです。価格以上の高級感を感じさせる商品ラインナップです。
国内ではアメリカンラグシー、ジャーナルスタンダードなどでの取り扱いが豊富ですが、個人輸入だとより安く購入することもできます。
素肌で着ても気持ちが良く、上質で肉厚の生地を使用しています。毛玉もかなり発生しにくいのが特徴です。
ANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセン アンデルセン)
2009年にデンマークのアンデルセン夫妻によりスタートしたニットウェアブランド『ANDERSEN-ANDERSEN』。
デンマークで昔から着られている船員や漁師、ハンターのニットウエアのデザインにインスピレーションを受けて作られるタートルネックニットが非常に有名で、ネック部分の柔らかなフィット感と、前後どちらでも着られるというディティールが特徴です。
スタイリストなど、ファッション業界関係者の方の評判がとても高いブランドです。
出典:Amazon
JOHN SMEDLEY(ジョン・スメドレー)
出典:https://www.designscene.net/
イギリスのラグジュアリーニットウェアのブランドで、世界中に愛用者を持つニット界の超定番ブランドです。
出典:JOHN SMEDLEY
軽量かつ網目の細かいニットウェアが有名で、ハンドメイドでの製作や織り時に使用する水にまでこだわって生産されており、光沢感や手触りのしなやかさからも良質であることが伝わります。
ローゲージ(細かい網目)の商品が多く、スーツの下などにも合わせやすいブランドです。
sacai(サカイ)
出典:Sacai
もともと女性向けの数パターンのセーター作りからスタートし、デザイン性の高さと品質へのこだわり(毛玉が見つかると自主回収を行うなど)が好評を得て急成長。
現在ではメンズ・ウィメンズで海外でコレクションを行う世界的なファッションブランドとなった日本のブランドです。
出典:Farfetch
現在でもニットウェアは主力商品として展開され、他にはない独自の商品ラインナップが好評を得ています。
Paul Smith(ポールスミス)
出典:WEAR
ご存知のとおり、イギリスを代表するデザイナーズブランドです。
ニットの本場スコットランド製の耐久性と手触りに優れた素材のみを使用し、毎シーズンテーマに合わせたデザイン性の高いニットウェアをリリース。コートやダウンジャケットのインナーとしても映えるファッション性の高さはさすがです。
INVERALLAN(インバーアラン)
スコットランド発祥の最高峰のハンドメイドニットブランドとして高い知名度を誇る『INVERALLAN(インバーアラン)』。
出典:Amazon
製品の特色を生かすため、ニットの本場スコットランドで紡績された糸のみを使用し、品質を常に保つよう努力がなされています。
また職人がすべて手編みし、製品にはサインが入ります。厚手で波打つようなデザインが特徴です。
ZANONE(ザノーネ)
モダン、イノベーション、トラディションなどをコンセプトとする、イタリアを代表する上質なニットウェアブランド『ZANONE(ザノーネ)』。
出典:Farfetch
しっかりと編み込まれ、重量感と保温性に優れたニットアウター「CHIOTO」が定番商品で、上質ながらしっかりと自立する襟や大きめのボタンなど、1枚でもアウターの下にも重宝します。
Cruciani(クルチアーニ)
1966年に設立されたイタリアのアパレルメーカーのニットウェアラインとしてスタートし、ベーシックなデザインのニットウェアを最高品質の素材で作り上げることで世界的ブランドへと成長した『Cruciani(クルチアーニ)』。
紡績、染色、縫製の全てを自社内で行い、毎シーズンアップデートされた高品質なニットウェアがリリースされます。
出典:Farfetch
毎年、インナーに最適な薄手のタイプを始め、ガウン、ニット型のテーラードなど数多くの商品がラインアップされます。
BALLANTYNE(バランタイン)
1921年に創立したスコットランドのニットウェアブランド『BALLANTYNE(バランタイン)』。
カシミアの品質に定評があり、原毛は数あるカシミアの中でも最高品質のもののみを使用しています。エルメスを始め、数多くのトップクラスブランドへ素材提供を行う代表的なファクトリーブランドです。
出典:Farfetch
ベーシックなニットでも5万円前後、デザイン性の高いものは15万円以上する超高級品です。
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